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Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第158回)

・『足ながおじさん』 20世紀アメリカを代表するミュージカル・スター、あのフレッド・アステアが足ながおじさんを演じた、55年公開のミュージカル映画。 アステア御大、本作公開当時すでに50代後半であったはずだが、冒頭からして軽快に歌って踊るのだから…

書評『外務省ハレンチ物語』

作家・佐藤優さんの仕事の幅は、実に広い。 そもそも彼の肩書が「作家」なのは、彼が『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』や『自壊する帝国』などのノンフィクション作品で論壇にデビューしたからである。 だがノンフィクションのほかにも、十八番の…

書評『甦るロシア帝国』

本ブログでは以前、作家・佐藤優さんの『自壊する帝国』を取り上げたことがある。 当時、外交官としてソ連に赴任していた佐藤さんが、今まさにソ連が崩壊していくその過程を、一外交官の視点から克明に描いたノンフィクションだ。 今回取り上げる本は、『甦…

書評『世界史の極意』

高校生の時分、僕が一番好きで、かつ得意だった科目は、世界史であった。 皆さんはどうだったろうか。 「えー、世界史ィ? 延々と歴史用語の暗記ばかりさせられて、もう辟易したよ~」という人も少なくないかもしれない。 だが、世界史は、極めて重要度の高…

書評『新約聖書』

「…ファ!? し、新約聖書の書評ってwwww」 と、タイトルを見て皆さん思われたかもしれない(;^ω^) 今日取り上げるのは、文春新書にまとめられた、新共同訳『新約聖書』(全2巻)だ。 解説を担当するのは、佐藤優さん。 本ブログではこれまで佐藤さんのこ…

書評『地球を斬る』

地球「ひぃ! き、斬らないでぇ…」 という地球の悲鳴が聞こえてきそうな(←?)、作家・佐藤優さんによる論考集。 だが本著を紐解くと、地球を斬るというよりかはむしろ、「外務省を斬る」と言ったほうが本著のタイトルとしてはより適切であることに気づく。…

書評『予兆とインテリジェンス』

元外交官にして作家という異色の経歴を持つ、佐藤優さん。 本著は、そんな佐藤さんの新聞・雑誌での連載をまとめて書籍化したものだ。 本著には、佐藤さんが05年から11年3月にかけて各媒体で執筆した論考が載せられている。 このような構成には、もちろん意…

書評『大和ごころ入門』

そもそも、右翼とは、いったい何なのだろう。 なにも、「北方領土奪還!」とか「自主憲法制定!」とか書かれた黒塗りの街宣車の上から大音量で軍歌を流すような人たちだけを指す言葉ではない。 右翼というのは、人間の理性には限界がある、ということをよく…

最近見た映画の感想(第157回)

今日はジェイソン・ステイサム特集なのである。 ・『ワイルド・スピード EURO MISSION』 人気のカーアクション・シリーズ『ワイルド・スピード』、6作目となる今回は邦題どおり欧州が舞台。夜のロンドンの街でど派手にカーチェイスが展開される。 前作ラスト…

最近見た映画の感想(第156回)

・『ワイルド・スピード MEGA MAX』 人気シリーズ『ワイルド・スピード』第5作目。 ここからはいよいよ元プロレスラー、ドウェイン・ジョンソンが参戦。アクションもますます大掛かりになってくる。 前作であえなく逮捕、連行されてしまった主人公トレット。…

書評『帝国の時代をどう生きるか』

今日ご紹介するのは、元外交官にして作家という異色の経歴を持つ、佐藤優さんの新書『帝国の時代をどう生きるか』(角川書店)だ。 佐藤さんは、現下の国際秩序を表す言葉として、たびたび「新・帝国主義」という言葉を使っている。19世紀末の帝国主義が形を…

書評『世界史の大転換』

休みの日には、とりあえず室内BGMがわりにテレビをつけて、昼食をとることが多い。 休みが平日のときには、お昼の報道番組を横目で見ながら昼ごはんを食べている。 報道番組のコメンテーターの顔ぶれは当然日によって違うが、何回も見ているうちに、ひと…

高尾山に行ってきたよ!

タイトルの通り。東京の三ツ星観光地・高尾山へと行ってきました! 数年前にリフォームされてぐっとオシャレになった京王・高尾山口駅。 高尾山口駅近くにある、ケーブルカー乗り場です。でも僕はケーブルカーには頼らず、自力で山頂へと向かいます! という…

書評『功利主義者の読書術』

本ブログではここ最近、作家の佐藤優さんによる読書術指南書、『読書の技法』、『「知」の読書術』を立て続けに紹介してきた。 今回取り上げる『功利主義者の読書術』(新潮社)は、読書術の本ではなく、ブックレビューである。その点で、以前ご紹介した『野…

書評『「知」の読書術』

先日は、作家の佐藤優さんによる読書術指南書『読書の技法』(東洋経済新報社)をご紹介した。 今回取り上げる『「知」の読書術』(集英社インターナショナル)もまた、タイトルからも分かるとおり、佐藤さんが読書の仕方を教えてくれる本だ。 ただし、本著…

最近見た映画の感想(第155回)

・『ロイ・ビーン』 19世紀末のアメリカ西部に実在した“自称”判事ロイ・ビーンの生涯を描いた西部劇映画。主演はポール・ニューマンだ。 1890年代のテキサス州。この地へと流れてきたポール・ニューマン演じる主人公ロイ・ビーンは、なんと勝手に判事を名乗…

最近見た映画の感想(第154回)

・『幽霊と未亡人』 20世紀初頭の英国。未亡人が新生活を求め、地方のとある屋敷に移り住む。だがその屋敷は、いわくつきの物件であった。 夜になると、屋敷のかつての主であった、とある船長の亡霊が出るという、幽霊屋敷だったのだ。 やがて未亡人の前に、…

書評『読書の技法』

元外交官にして作家という異色の経歴を持つ、佐藤優さん。 彼のあの常人離れした知識量&執筆本数は、いったいどんなライフスタイルによって支えられているんだろう、とつねづね不思議に思ってきた。 そこで今回取り上げるのが、佐藤さんの『読書の技法』(…

書評『野蛮人の図書室』

元外交官にして作家という異色の経歴を持つ、佐藤優さん。 彼はまた、尋常でない知識量、連載本数と、それを支える常人離れした読書量でも有名である。 今日ご紹介する『野蛮人の図書室』(講談社)は、そんな佐藤さんが『週刊プレイボーイ』にて連載してい…

書評『経済学者たちの闘い 脱デフレをめぐる論争の歴史』

まさに、タイトルに偽りなし、といった印象の本。 経済学の歴史とは、これすなわち、経済学者たちの闘いの歴史でもあった。 本著は、「経済学の父」と呼ばれるアダム・スミスからさらに、18世紀の思想家バーナード・デ・マンデヴィルにまでさかのぼって、経…

GW編・ラブライブ聖地巡礼ずら!(おまけ)

前回は、ラブライブブームに沸く内浦を見てまわりました。 今日はおまけということで、沼津市街を再度訪ねてまわります。 こちらは、狩野川沿いにあるレストラン「阿蘭陀館」です。 あの曜ちゃんの家のモデルといわれています。 あげつち商店街のプラモ屋さ…

GW編・ラブライブ聖地巡礼ずら!(内浦編)

先日の続きです。さっそく内浦にやってきました!内浦といえばやっぱり、この海岸ですね。ちょうどお昼時だったので、近所の料理店にて昼食をとりました。海鮮丼です。これで1500円也。料理店の入り口前に善子ちゃんヨハネちゃんがいました。町ぐるみで『ラ…

GW編・ラブライブ聖地巡礼ずら!(ファンイベント編)

お待たせしました! 今日はラブライブ特需に沸く静岡県沼津市の模様をレポートいたします。 今日(6日)は、沼津市中心部にて催された、『ラブライブ!サンシャイン!!』ファンイベントに行ってきました。ここだけ気分はコミケです(;^ω^)沼津特産・アジの干…

書評『自壊する帝国』

現在40代以上の人々に、こう聞いてみるといい。 「ソ連が崩壊すると思いましたか?」 おそらくほとんどの人が 「まさかソ連ほどの超大国があんな形でなくなるなんて思ってもみなかった。」 と答えるはずだ。 冷戦期、ほとんどの人間が、ソ連が崩壊するなどと…

書評『インテリジェンス人間論』

ああ、政治というのは、男が男に惚れる世界なんだな。 作家・佐藤優さんの著作『インテリジェンス人間論』(新潮社)を読んで、僕はそう感じた。 本著は、タイトルの通り、佐藤さんが外務官僚時代にインテリジェンス(諜報)の仕事を通じて見てきた、さまざ…

GW編・ラブライブ聖地巡礼ずら!(沼津編)

みなさんこんにちわ!ただいま、ゴールデンウィークを利用して、実家のある静岡県沼津市に帰省しているところです。さて、沼津市といえばやはりなんといっても、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』ですね! さっそくラブライブ特需(←?)に沸く沼津の…

書評『反知性主義とファシズム』

このブログではこれまで、作家の佐藤優さんの著作をたびたび取り上げてきた。 だが今日ご紹介する『反知性主義とファシズム』(金曜日)は、これまでの佐藤さんの著作とは、ちと雰囲気の異なる本だ。 佐藤さんが、精神科医の斎藤環(たまき)さんとともに、…

書評『日本語は論理的である』

日本語は非論理的な言語である。 ↑こういう誤解が、世の中には根強くある。 それも外国人がそのような偏見を抱いているのならまだしも、あろうことか当の日本人が「日本語は論理的じゃないからなぁ…」などとボヤくのだから始末に負えない。 僕の個人的な経験…

2017年4月のまとめ

気候 四月の主役は、やはりなんといっても桜だ。 僕も、近所の高井戸の桜並木を見てまわった。当日は曇りがちであまり天気は良くなかったが、そのおかげでかえって非日常感が増し、軽いトランス状態にすら陥った。 桜は、我々日本人を日常から非日常へと離陸…

最近見た映画の感想(第153回)

・『魔術の恋』 脱出マジックを得意とした実在のマジシャン、ハリー・フーディーニ(1874‐1926)の生涯を描いた伝記映画。 主人公フーディーニ青年は、得意の脱出マジックでマジシャンとしての名声を手に入れ、私生活でも美しい伴侶を得る。 だが、彼の宿願…

2017年春アニメ―4月までの感想

月日が経つのはまことに早いもの。 ついこの間「やった~、ようやく桜が咲いたよ!」と喜んでいたばかりのような気がしますが(;^ω^)、もう4月もそろそろ終わりです。 というわけで、また例によって、4月から始まった春クール深夜アニメの感想を、ごくごく簡…

書評『この国を動かす者へ』

今の日本、ちと潔癖症すぎやしないか、と思えてならない。 たとえば評論家の宮崎学さんは、昨今の暴力団排除の風潮に警鐘を鳴らし、現下の日本社会を「デオドラントな社会」と呼んで批判している。 以前このブログでも著作を取り上げた、社会学者の開沼博さ…

書評『新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方』

元外交官にして作家という異色の経歴を持つ、佐藤優さん。 今回ご紹介するのは、そんな佐藤さんが十八番のインテリジェンスと国際情勢について語るという著作。ただし単著ではなく、対談本となっている。 対談のお相手は、佐藤さんの相方といったらこのひと…

『有頂天家族』公式カフェに行ってきました!

みなさんこんにちわ! 今日は、アニメ『有頂天家族2』公式カフェに行ってきました。 こちら、東京・丸の内のJPタワー「KITTE」4階にある有頂天家族カフェです。 さっそく兄ちゃん3人組がお出迎えしてくれました。 ―真ん中は誰かって? 普段はカエル…

書評『野蛮人のテーブルマナー』

元外交官にして作家という異色の経歴を持つ、佐藤優さん。 今日ご紹介するのは、彼の著書『野蛮人のテーブルマナー』(講談社)だ。 この本のなかで主に語られるのはやはり、佐藤さんの専門分野(のひとつ)である、インテリジェンス(諜報活動)だ。 インテ…

最近見た映画の感想(第152回)

・『追悼のメロディ』 ジャン=ポール・ベルモンド主演のフランスのサスペンス映画。 冤罪で逮捕された主人公が、自らを嵌めた真犯人を暴こうと、事件の真相に迫っていく。 本作は、時系列をあえてシャッフルし、現在と過去を交錯させながら描いているので、…

最近見た映画の感想(第151回)

・『フリッパー』 イライジャ・ウッド演じる主人公の少年。フロリダの伯父の家に預けられている間にイルカと知り合い、友達になる。 そんな彼らの友情を邪魔するかのように、イルカを狩ろうとする日本の調査捕鯨船…じゃなかった(w)、村のならず者たちが現…

書評『新・帝国主義の時代 左巻 情勢分析篇』

先日は、作家の佐藤優さんの著書『新・帝国主義の時代 右巻 日本の針路篇』(中央公論新社)をご紹介した。今日取り上げるのは、その姉妹版『新・帝国主義の時代 左巻 情勢分析篇』(中央公論新社)だ。 さて、「右巻」「左巻」とは、なにやら聞き慣れない言…

書評『新・帝国主義の時代 右巻 日本の針路篇』

元外交官にして作家という異色の経歴を持つ、佐藤優さん。 今日ご紹介するのは彼の著書『新・帝国主義の時代 右巻 日本の針路篇』(中央公論新社)だ。 佐藤さんの他の著作と同様、本著も書き下ろしではなく、佐藤さんの雑誌での連作をまとめて書籍化したも…

書評『地球外生命 われわれは孤独か』

先日、土星の衛星エンケラドゥスにて水素が検出されたというニュースを取り上げた。 水素があれば、微生物がこれをエネルギー源として活用し、生命活動を維持できる可能性がある。地球外生命存在の可能性が出てきたわけだ。 太陽系だけではない。今年2月、TR…

書評『「瑞穂の国」の資本主義』

先日はリベラルの佐々木俊尚さんの著作を取り上げたから、今日は保守の論客の著作をご紹介するとしようか。 日夜、twitter上で精力的に情報を発信し、他のユーザーとさかんに議論も交わしているのが、経済評論家の渡邉哲也さんだ。 今日ご紹介するのは、そん…

書評『21世紀の自由論』

「この国には真っ当なリベラルがいないのか」 僕の周りでよく聞かれる言葉だ。 もちろんリベラルを自称する人たちは大勢いる。 だが彼らのやることなすことと言えば、なににつけても反戦護憲。口を開けば「安倍ファシスト政権を許すなー」ばかりだ。 彼らは…

書評『国家の「罪と罰」』

先日に引き続いて本日も、元外交官にして作家の、佐藤優さんのインテリジェンス・国際外交に関する著作をご紹介するとしよう。 『国家の「罪と罰」』(小学館)である。 この本は、先日ご紹介した『私の「情報分析術」超入門』(徳間書店)と同様、雑誌での…

最近見た映画の感想(第150回)

・『パーマネント・バケーション』 ジム・ジャームッシュ監督の、これが卒業制作だというから驚きだ。 1980年に制作されたこの映画は、ベトナム戦争終結からまだ間もないころの、アメリカの若者たちの鬱屈した感情をよく表現している。 主人公の青年が歩くシ…

土星の衛星に生命?

NASAからまた、「驚くべき発見」が公表されました。 土星の衛星エンケラドゥス(エンケラドス、エンセラダスとも)に生命が存在する可能性が、一段と高まったのです。 www.huffingtonpost.jp NASAの発表によりますと、土星を周回する探査機「カッシーニ」が…

書評『私の「情報分析術」超入門』

元外交官にして作家という異色の例歴を持つ佐藤優さんによる、インテリジェンスの指南書。 他の佐藤さんの著書と同様、本著もまた全編書き下ろしではなく、雑誌での連載をまとめて単行本化したものである。 「え、インテリジェンスの指南書? っていうとアレ…

書評『イスラエルとユダヤ人に関するノート』

パレスチナ問題に関して、日本ではパレスチナの肩をもつ人が多い。 元外交官にして作家という異色の経歴を持つ佐藤優さんは、そんな日本のなかではやや珍しく、イスラエルを支持する立場をとっている論者のひとりだ。 彼は一貫して、パレスチナの政治組織ハ…

書評『教養主義の没落』

僕の友人のひとりに、リベラル左派の人がいる。 戦前の日本には概して批判的であるはずの彼が、にもかかわらずこんなことを言ったのを、記憶にとどめている。 「戦前の旧制高校はよかったなぁ。戦前のもののなかで、旧制高校だけは復活してほしいなぁ」 僕も…

今日も花見に行ってきました

毎年、この時期になると、花見に追われて忙しいですね(;^ω^) 古今和歌集にある「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」という和歌は、本当にその通りだと思いますwさて、昨日に引き続き、今日も桜の写真をアップしていこうと思います。まず…

花見に行ってきました

今年は桜の開花が遅れ気味でしたが、ようやく都内でも満開になりましたね。 というわけで、近所の桜を見てきました。 こちらは職場の近くにある神社です。見ての通り桜が満開となっております♪ 狛犬と一緒に。 渋谷駅近くの坂でも、桜が見ごろ。 こちらは本…