Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

実は日本は大国だった

今日は、実は日本は大国だった、という話をしようと思います。

 

日本は大国である。

「…う、うん、そうだよね。中国に抜かれたとは言っても、まだGDPが世界第3位の経済大国だもんね」

↑ほとんどの日本人はこう答えると思います。

その通り、日本は経済大国です。それでは、それ以外の分野ではどうでしょうか。

おそらく大半の日本人は、日本が経済大国であるという点には同意しても、それ以外の分野―たとえば地理面など―では「日本は小国である」と答えるだろうと思います。

 

こうした見方は、改める必要があります。

地理面で見ても、実は日本はなかなかの大国なのです。

たとえば東京から福岡、札幌までは直線距離にして900km以上あります。これがヨーロッパの国の場合、首都から900km以上も移動したら余裕で国境を越えてしまいます。

東京から那覇までは、飛行機で移動しても、平均2時間半ほどかかります。国内線で、2時間半。隣国の韓国、台湾の国民からすれば考えられない話でしょう。

日本列島は、北の亜寒帯(北海道)から南の亜熱帯(沖縄)まで、実に3つの気候帯にまたがっています。一つの国で3つの気候帯にまたがっているという例は、そう多くはありません。

日本列島は、実はデカかったのです。

 

日本はまた、広大なEEZ排他的経済水域)を有する海洋大国でもあります。

領海とEEZを合わせた総面積は世界第6位(ブラジルよりも上)!

しかも日本近海は世界3大漁場の1つでもあります。日本は漁業資源の保全に、管轄国として責任を有しているのです。

日本近海にはまた、メタンハイドレードなど多くの海洋資源が眠っています。ここでも日本はこれら資源の開発に責任を有しており、自国の利益のみならず世界の資源問題の解決にも寄与することが求められています。

 

人口、言語面で見ても、日本は大国です。

日本語の母語話者数は1億3400万人で、世界第9位。日本語が母語話者数において世界の言語トップ10にランクインしているというのは、日本人が意外と知らない事実です。

日本語は、れっきとした大言語なのです。

 

ここまで、実は日本は大国だったという話をしてきました。

しかし、ここで断っておきたいのですが、私はなにも「日本は世界に冠たる大国なんですっ! ワーッ、素晴らしいっ!(パチパチパチ」的な、単純な日本礼賛論を主張したいわけではないのです。

最近のテレビは「見よ!日本はこんなにも素晴らしい国なんだ!」的な番組が多いですし、書店でも「ご覧!外国人がこんなにも日本のことを礼賛しているよ!」的な本がよく売られているのですが、私が言いたいのはそういう話ではありません。

 

さきほど、EEZの箇所で「責任」という言葉が何度か出てきました。

そうです。私が言いたいのは、大国は国際社会に対し責任を負っているということ。そして、日本人は自国が大国であるということに気づいていないので、国際社会に対し大国としての責任をなかなか果たそうとしないこと。それが問題なのです。

日本は、大国です。よく左派が自虐的に言うような「アジアの片隅のちっぽけな島国」などでは、決してありません。

我々はそのことをよく理解し、大国として国際社会に貢献していかなければならないのです。