Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

30歳からはじめる!勉強のススメ

当方、現在30歳である。

はずかしい話ではあるが、この歳になって勉強することの楽しさに目覚めつつある。

 

記憶力は、10代のころと比べると明らかに衰えてしまった。英語やドイツ語の単語などは、一度覚えてもすぐ忘れてしまう。困ったもんである。

ところがどっこい。記憶力が衰えた一方で、理解力は10代のころと比べてむしろ増したのだ。

 

例えば、数学の証明問題。

私はこの証明ってヤツが本当に嫌いで、

「なんで三角形が合同であることなんていちいち証明しなきゃなんねーんだよ! んなもん定規と分度器で辺の長さと角度を確認すりゃ一発だろぉが!」

といつも(心の中で)叫んでいた。

ところが30歳の今なら、どのような論理展開で証明をしていけば良いのかが、よぉく分かる。

歳をとることで、証明問題への理解が高まったのだ。

 

理解力の高まりは、論理面だけにとどまらない。

30代に入り社会人経験を重ねたことで、社会に対する理解力も上がった。

おかげで理解が深まったのが、世界史だ。

 

昔だったら、例えばローマ帝国の箇所では「ラティフンディア」だとか「マルクス・アウレリウス・アントニヌス帝」だとかいった、個々の単語は覚えていた。が、いざ

「どうしてローマ帝国が崩壊したのか、理由を説明してください」

と言われると、答えられなかった。私の頭には、あくまで個々の単語しかインプットされていなかったのだ。

  

今なら、説明できる。単に「ラティフンディア」という単語を覚えているだけでなく、「社会構造が○○の方向へと変化したから、その論理的帰結として帝国は××という政策をとらざるをえなくなった」という風に、ローマ帝国衰退の理由を説明できるようになったのだ。

これには、社会経験を重ねたおかげで、社会全体の動きを10代のころよりもイメージしやすくなったということが関係している。

「ふんふん、そうだよね。属州から安い穀物が入ってきたら、どうしてもそうなっちゃうよね~。分かる分かる」

という感じだ。

 

みなさん、30になると脳細胞も死んでしまって(!)、もう勉強したって無駄だと諦めている方が多いのではないだろうか。

そんなことはない。勉強は、むしろ30を過ぎてからが楽しいのだ。