Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

映画『47RONIN』評

突然ですが、今日から本ブログにてお気に入りの映画の紹介をしていこうと思います。

一発目は「愛すべきクソ映画」ということで、忠臣蔵“をもとにしたファンタジー映画”である、2013年公開の『47RONIN』を取り上げようと思います。

 

47RONIN [Blu-ray]

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我が国の忠臣蔵を題材とした本作ですが、まぁそこは所詮ハリウッド。

新宿の高層ビル群のすぐ後ろにやたらバカでかい富士山がそびえたってる的な「残念な日本のイメージ」が随所に登場します。というより、そういう日本しか出てきません。

もう本編開始から2,3分くらいで「どこの中つ国ですか」と思わずツッコミを入れたくなるような、ふぁんたじ~な光景が次から次へと出てきます。

おそらく「どうしても元寇時の蒙古軍にしか見えないサムライの集団」が「ショーグンへの献上品としてモンスターを狩る場面」を見たあたりから、観客は

「…ああ、そうか。これ、ファンタジー映画なんだもんね。そうか、そうか。うん…」

とようやく割り切って、まっさらな気持ちでこの映画を観賞できるようになるのだと思います。

 

さて、そんな本作を観てみて一番驚いたこと。それは、ネタばれになってしまうのですが

ラストでRONINたちがちゃんと切腹すること

いやぁ、これにはホント驚きました。

上述のとおりメチャクチャな日本描写だから、わたしゃてっきり

「あー、はいはい。どうせアレでしょ。ラストで主演のキアヌ・リーブスとヒロインの柴咲コウがやたらバカでかいFUJIYAMAの前でぶちゅ~してハッピーエンド、めでたしめでたしで終わりなんでしょ(プ」

と思ってました。

それなのに、ちゃんと主君の敵を討つという大手柄を果たしたのに切腹だなんて、それじゃあまるで忠臣蔵じゃないか!(※忠臣蔵です)

 

たぶん、この「みごと敵を討ったのに切腹」という(一見すると)理不尽エンドは、日本人でも今どきの若者には理解不能な終わり方だと思うので、アメリカ人がこういう映画をつくるのには本当に驚かされました。

というわけで本作はただのクソ映画じゃないよ。“愛すべき”クソ映画だよ、ということで今回取り上げさせていただきました。ご清聴ありがとうございます。

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