Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

保守派とユダヤ陰謀論

先日は気鋭の政治学者・岩田温先生の勉強会に参加してまいりました。

 

テーマは、「ユダヤ陰謀論」。

この日は我が国における「日ユ同祖論」から、かの悪名高き『シオンの議定書』までをおおまかにおさらい。『シオンの議定書』は、名称はよく聞くのですが実際に読む機会はなかったので(というか、読もうという気にすらなれないので)、今回の勉強会は大変に参考になりました。

 

いやぁ…『シオンの議定書』、ぶっとんでますねぇw 

地下鉄を爆破とかね、もうアホかと。ところがこんな中二病的世界観全開のアホな文書が世界史に影響をおよぼしてしまったんですよね、残念なことに…。

 

岩田先生の勉強会では今後もユダヤ陰謀論を取り上げるそうなので、楽しみにしています。

 

さて、ユダヤ陰謀論といえば、私には前々からナゾなことが一つありました。それは日本の保守派の中にユダヤ陰謀論に安直にコミットしてしまう人があまりに多すぎるということ。

 

安全保障などの問題では非常にブリリアントな意見を述べていて「すごいなぁ、尊敬に値するなぁ」と私が思った人でも、ユダヤ関連の話題におよぶやいなや、まるで別人のように安直な陰謀論をとうとうと語ってしまう。

私はそれが、ものすごくイヤだったのです。

 

たしかに、ユダヤ系ロビーがワシントンDCにおいて一定のプレゼンスを有しているのは事実でしょう。

しかし、そのことと「ユダヤが世界を牛耳っている!」的な陰謀論との間には、欧州と北米を隔てる大西洋なみに大きなギャップがあります。

 

ユダヤ人はかつて、ホロコーストという世界史上未曽有の悲劇に見舞われました。

多くのユダヤ人が「ユダヤ人である」という、ただそれだけの理由で命を奪われたのです。

我々はそのことを決して忘れてはなりません。

ホロコーストはなかった!」などとホザく輩は、恥を知るべきです。

 

私は安直にユダヤ陰謀論にコミットしてしまう人間を、心底軽蔑します。