Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

ISILvsアノニマス

最近のニュースで個人的に気になっているのが、ISIL(いわゆる「イスラム国」)と国際的ハッカー集団「アノニマス」が「戦争」をはじめた、という話題。

アノニマスは、先月のフランスでの銃撃事件を受け、容疑者と関係があるとされる国際テロ組織「アルカイダ」やISILを「表現の自由の敵」と非難、報復すると宣言したのだ。

こうした宣言通り、アノニマスイスラム過激派のTwitterFacebookアカウントなど多くのSNSアカウントを特定し閉鎖に追い込んだほか、彼らの使用するメールアドレスまでも特定し、全てウェブサイトに掲載したという。

 

このニュースには面白い点が二点ある。

一点目は、ISILとアノニマスという非国家が国際政治のアクター(行動主体)になったということ。

周知のように、ウェストファリア条約以降、国際政治のアクターは主権国家であり続けてきた。そうした図式が、ついに動揺しはじめたのだ。

 

二点目は、彼らがおこなっている「戦争」がサイバー戦争だということ。

「戦争」といえば戦車がドンパチ、戦艦がこれまたドンパチやるというのは、もはや過去の常識だということだ。いまや、戦場といえば陸海空のみならず、宇宙空間、そしてサイバースペースの5つを指すのである。

ISILとアノニマスはこのサイバースペースを舞台にサイバー戦争を戦っている。それが現在起こっていることなのだ。

 

…はぁ、21世紀になったんだなぁ、と痛感。