Furusawa Keisuke's blog

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ラテン語が分かれば英語が分かる

皆さんも中学高校時代に苦労しただろう、英単語の暗記。

今日は、「ラテン語が分かれば英(単)語が分かる」というお話。

 

ラテン語は、古代ローマ帝国公用語だった言語である。ローマ帝国は西洋文明の基盤であるので、その言語であるラテン語もまた多くのヨーロッパの言語に影響を与えた。

英語も例外ではない。英語はゲルマンの言語であるが、ラテン語から多くの語彙をとりいれている(ちょうど日本語が古代中国語から語彙を多くとりいれたのと同じだ)。

したがって、ラテン語の造語法の知識があれば、ラテン語由来の英単語の意味が分かりやすくなるというわけだ。

 

例えばtransparentという単語がある。日本語に訳せば「透明」という意味だ。

これはラテン語で「通す」という意味のtransと「現れる」という意味のparereがくっついてできた言葉だ。(透明である)物体を通過して全く同じ像が現れることを意味しているわけだ。

これと似た言葉にtranslucentというものがあり、こちらは「半透明」と訳される。

どう違うのだろう。transは先ほども述べたとおり「通す」という意味だが、lucは「明るい」という意味だ。つまり光が透過することを表しているのである。

だがtransparentと違って、像が立ち現れることを意味しているのではない。単に光が透過すると言っているだけだ。translucentは、だから「半透明」と訳されることになる。

 

…とまぁこんな具合で、ラテン語(の造語法)が分かると英単語の習得能力がぐっと上がるのである。

ラテン語というとなにやら難しいように感じられるかもしれないが(まぁ実際文法事項は複雑だが)、日本の学校教育はもっとラテン語の知識を生徒たちに教えたほうがいいんじゃなかろうか。