Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第4回)

今回もガンガン映画紹介しちゃうよ~♪

 

・『甘い生活

イタリア映画界の巨匠、フェデリコ・フェリーニの代表作にして問題作。

ネオリアリスモから出発した映像作家らしく、退廃的な上流階級のありさまを告発する作品なのかと思いきや…ヘリコプターでつるされた巨大なキリスト像やら、水から引き揚げられた怪魚やら、難解な映像表現のオンパレード(^_^;)

そのため、公開から半世紀の年月が経過した今日でもなお評価が定まらないという、いろんな意味でスゴい作品。

  

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・『デリンジャー

大恐慌時代のアメリカに実在した伝説の“義賊”ジョン・デリンジャーを描いた映画。

本作といい、同時期にこれまた実在した銀行強盗ボニーとクライドを描いた『俺たちに明日はない』といい、最後は主人公が警察にハチの巣にされて終了という(客観的に見れば)バッドエンドのはずなのに、どうしてこうもハッピーエンド感に満ちているのだろう…。

 

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・『ラスト、コーション

なんとなく井上真央に似ている女優タン・ウェイと、なんとなく西島秀俊に似ている俳優トニー・レオンによる、サスペンスラブストーリー。

旧日本軍に蹂躙される1940年代の中国が舞台だというのでなにやらイヤ~な予感がするが…(w)、さいわい日本人をことさら残虐に描くシーンはないので、日本人の観客でも安心して観ることができる。

それにしても本作といいウォン・カーウァイ花様年華』といい、どうしてチャイナ服はこんなにエロいんでしょうか(ハァハァ

 

ラスト、コーション [DVD]

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・『ブリキの太鼓

戦後ドイツを代表する小説家、ギュンター・グラスの小説が原作。

舞台は20世紀前半のドイツ東部の都市ダンツィヒ(現ポーランドグダニスク)。主人公は3歳の時の事故により成長が止まってしまった少年。彼の半生を通して、ナチスが台頭する暗い時代を描く。

原作者ギュンター・グラスはリベラル派の作家であり、日本でいうなら大江健三郎的ポジションである。そのギュンター・グラス、かつてナチスの武装親衛隊に入隊していたことを06年に告白、おおいに反響を呼んだ(武装親衛隊は志願制)。

その点も考慮に入れながら本作を観ると興味深いかもしれない。

 

全くの余談であるが、僕は個人的に主人公の子役の顔つきがどうにも苦手である。

 

 

・『ペーパー・ムーン

聖書を売り歩く詐欺師の男と、母を亡くした9歳の少女との不思議な絆を描いたロードムービー

主人公の女子アディ(テータム・オニール)がまだ子供なのに周囲の大人になめられないよう(?)一生懸命背伸びしてる感じがものすごくかわいかったです(ロリコン並みの感想)。

 

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