Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

生い立ちの記(第4回)

幼稚園のころの思い出。

海からのぼる、太陽の絵。

実はぜんぶ、瓶ビールの冠を絵の具で塗って、それをちりばめてつくってある。

当然、ひとりじゃこんな大作はつくれない。

卒業制作で、同級生らと力をあわせ、皆でつくったものだ。

 

ピンクの絵の具で塗った、ビールの冠がある。

それをちりばめて、海をつくる。

海の色なのに、なんでピンクなのだろうと、最初は思った。

海の色なら、青じゃないか。

でも出来上がった絵を見て、分かった。

それは太陽の光で明るく照らされた、海の色だったのだ。

ピンクやオレンジに染まる、海の色。

―それが、僕にとっての幼稚園の思い出だ。

 

僕が通っていた幼稚園は、家から歩いて5分(!)という、ものすごく近いところにあった。

これくらい近いと、家の窓から幼稚園の建物が見える。

それくらいの近距離だ。

家から近いので、母は安心してその幼稚園に決めたのかもしれない。

なにせ僕は、歩くのが大嫌いな幼児だったから(いづれその話も書こう)。

 

幼稚園には、年中さんの時から通い始めた。

1989年、ちょうど年号が昭和から平成に切り替わったころだ。

僕が本格的に物ごころがつきはじめるのは、この時期からのこと。

 

幼稚園には、初恋の女の子がいた。

名前を、ユイちゃんという。

といっても、四半世紀以上も前の話だから、もはやユイちゃんの顔すら思い出せない(我ながら冷たい男だなぁ。惚れた女の顔すら思い出せないとは)。

なんとなく、明るくて活発な子だったのを覚えている。

僕は、そういう女が好みらしい。

今だってそうだ(ただし対象は2次元に移ったが)。

 

1990年度の年度末(つまり91年の年明け)、僕たちは卒業制作にたずさわった。

それが、冒頭で述べた太陽の絵だ。

たぶん今でも幼稚園に飾ってあると思う。

「1990年度卒業生制作作品」との説明書きと一緒に。

今度帰省したら、久しぶりにOBとして幼稚園を訪問してみようかな(不審者扱いされそうで怖いけど)。

 

1991年春、幼稚園を卒業した僕は、小学校に入学した。