Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

ドラマ版『カラマーゾフの兄弟』を観ました

テレビドラマ『カラマーゾフの兄弟』(2013年、日本)を、DVDをレンタルして一気に観賞しました。

これは、ドストエフスキーの(超)有名小説を、舞台を現代日本に置き換えたものです。
登場人物の名前もちゃんと日本人のそれに変わっています。

ミーチャ→満

イワン→勲

アリョーシャ→涼

フョードル→文蔵

スメルジャコフ→末松

ルーシェンカ→久留美

カチェリーナ→加奈子

ゾシマ→園田

イリューシャ→一郎

…とまぁ、だいたいこんな感じです。なんとなく原作の面影が残っていますね(^_^)

 

まぁテレビドラマですから、内容はかなり端折ってあります(当然ですね^^;)

原作は推理小説とも恋愛小説とも思想小説とも宗教小説とも読める実に多義的な作品ですが、ドラマでは推理小説としての要素を前面に押し出しています(あとちょっとだけ恋愛要素も)。

原作における重要なサブストーリーである「大審問官」のエピソードは当然カット。まぁしょうがないですね。地上波ドラマで「天上のパン」がどうのとか「地上のパン」がどうのとかいった哲学的な問答をやるわけにはいきませんから。

でも、そういう思想小説としての『カラマーゾフの兄弟』が好きな僕としては、やっぱり残念(^_^;)

 

それでも、物語終盤における父殺しの「犯人」とその「犯行動機」についてはちゃんと原作準拠になっていて、「あぁ、要点はしっかり押さえてあるなぁ」と感心したのでした。


ドラマ『カラマーゾフの兄弟』、父・文蔵(フョードル)を演じた吉田鋼太郎さんの演技が巧かった。

実際、彼はこのドラマでの演技が評価されて、ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞という賞を受賞したのだそうです。納得ですねっ

個人的には刑事役の滝藤賢一さんの演技もうまくて感心しました。

 

「ロシアの小説は興味があるけど難しそうだしなぁ(あと名前覚えるの大変だしなぁ)」と思いの方がいらっしゃったら、一度このドラマ版をご覧になってみてくださいっ!