Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

2015年春アニメ感想

3ヶ月に一度のアニメ改編期に突入しましたね。というわけで今回も例によって、僕の独断と偏見に基づき、2015年春アニメ感想をランキング形式で発表させていただきます。

 

1位『響け!ユーフォニアム

「あの京アニ吹奏楽部の女の子たちのアニメを作るらしい!」

―そう聞いて僕の頭にまっさきに思い浮かんだのは、やはり『けいおん!』でした。

「おおっ、そうか、今度は吹奏楽部を舞台に、あのゆるふわまったりした放課後ティータイムが始まるのか!」とwktkしたのは僕だけではないはずです(たぶん

ところがどっこい。いざ始まってみると、なんだかリアルの部活動でありがちなドロドロした話ばかりが続き、いっこうに放課後ティータイムが始まる気配すら見せません。

「ええっ、何なのコレ!? ちょっと京アニさん? コレって吹奏楽部版けいおんじゃないの!?(怒)」

と当初は京アニにクレームの電話を入れてやろうかとすら思いましたが(思っただけで実際にはやりませんよ、僕クレーマーじゃありませんから)、5話あたりで、「あ、そうか。コレはけいおんじゃないんだ。これは、こういう作風のアニメなんだ」と(ようやく)気がついて、そこからは俄かに面白くなってきました(w

 

本作は、吹奏楽部の青春をリアルに描いているのが魅力です。

なんてったって「吹奏楽部」というのが実に着眼点がいい。

吹奏楽部というのはなかなかに独特な世界で、文化系の部活であるにもかかわらず、ノリは完全に体育会系なんですよね。そんな「文化系にして体育会系」という奇妙な世界をよく描いていました。

もうひとつ特筆すべきは、主人公・久美子ちゃんと麗奈ちゃんの百合的な関係性。彼女達を見ていると、昨年、全世界でブームになった『アナと雪の女王』を思い出します。そうです、いまや時代は百合なのです。

 

 

2位『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続

あのイスラーム法学者・中田考氏も愛読しているという(!)、大人気ライトノベルのアニメ化第二期。

あいかわらず主人公・比企谷くんの「こじらせてる」感がたまらなく良いですね。

比企谷くん、なにげに地頭いいし、たぶん容姿だって本気出せば(=本格的にオシャレすれば)結構イケメンだと思うんですよね。

こういう、なにげにスペック高いのについ卑屈に振る舞っちゃう男の子の気持ち、僕には痛いほど分かります。

比企谷くんは、僕です。第8話は涙なしには見られませんでした。

 

そうそう、見ていてつい笑ってしまったのが、物語中盤で登場する、やたらカタカナ言葉を使いたがる「意識高い系」高校生たち。ああ、高校生に限らず、こういう人たちリアルでいそうだなぁ、イヤだなぁ(^_^;)、そしてそれを論破する比企谷くんはやっぱカッコいいなぁ、という感じでした。

おっと大事なことを書き忘れていました。

男の娘・戸塚きゅんがめっちゃ可愛かったです(←大事なことなので太字で書きました)

 

 

3位『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース

いわずとしれた国民的漫画『ジョジョの奇妙な冒険』アニメ化作品。前代未聞の分割4クール(分割してもなお2クール!)という超大作となりました。

宿敵ディオを倒すべくエジプトに足を踏み入れた主人公五人(と一匹)組。そんな彼らの前にかつてない強敵たちが立ちはだかる!

ラスボス・ディオ戦が思ったよりあっさりした感じだったかな、というのが率直な印象です。アニメ1期(第2部)のカーズ戦のほうがスリルがあったように思いますね。とはいえ迫力満点、手に汗握る最終回でした。スタッフの皆さん、今まで長い間、本当にお疲れさまでした(去年の春クールからずっとですもんね)。

これまた最後に一言。イギー可愛かった(←大事なことなので太字で(ry

 

 

4位『Fate/stay night[Unlimited Blade Works]

約10年前に発売されたTYPE-MOONの大人気ゲーム『Fate/stay night』。アニメ制作会社ufotableの手で2015年の現在によみがえりました!

これまで『空の境界』『Fate/zero』などTYPE-MOON作品を圧倒的なクオリティーでアニメ化してきたufotable。本作も、前作『Fate/zero』と同等かそれ以上のクオリティーが最後まで維持されました。

ただストーリーのほうは、個人的には『Fate/zero』のほうが面白かったかなという感じです。『zero』には政治哲学でいうところの功利主義の問題も絡んでいましたしね。

それにラスボス・ギルガメシュがややあっさり退場してしまったかな、という印象も受けました。

 

さて、ufotableによる『Fate』アニメ化プロジェクト、本作だけでは終わりません。原作ゲームの分岐シナリオの一つ『Heaven's Feel』(いわゆる「桜ルート」)をアニメ化した劇場版の制作が現在進められているところです。

『Heaven's Feel』のダークな世界観とufotableの作風は相性抜群でしょう! 今から期待大ですねっ! ぶっちゃけ『Unlimited Blade Works』より『Heaven's Feel』のほうが楽しみだわ

 

 

5位『俺物語!!

超体育会系の男の子・剛田猛男くんと萌え萌えした女の子・大和凛子ちゃんのラブストーリー。

大和ちゃんを見ていると「こんな萌え萌えした女の子いるかよっ!」と思わずツッコミを入れたくなりますが、それをいうなら猛男くんみたいな超体育会系の男の子も、まぁ、まずリアルではいないでしょうから、この二人は、これでいいのでしょうね。

本作において重要な役割を果たしているのが、猛男くんの友人である砂川くん。ちょうど『一週間フレンズ。』の桐生くん的ポジションで、浮世離れした(?)二人にいろいろと現実的なアドバイスをしてくれます。彼がいないとこのアニメはふわふわして地に足がつかない作品となってしまうことでしょう。彼がいることで、このアニメは成り立っているのです。

それにしても猛男くんは、いざというとき頼りになるし彼女想いだし友達想いでもあるし…

…アレちょっとまって、何ですかこのイケメンは

そうです、実は猛男くんはものすごい(精神的な意味での)イケメンだったのです。そんな猛男くんに早めにツバつけといた大和ちゃんは、なにげに男を見る目があって、エラいなぁと妙に感心しちゃいました。

 

俺物語!!  Vol.1 [Blu-ray]

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まとめ

前クールは完全に『SHIROBAKO』と『君嘘』の2強体制でしたが、今クールは以上1位~4位までで取り上げた4作品が、他作品と比べて頭一つ抜き出てる感じでした。そこからやや下のあたりで『俺物語!!』が安定飛行している、という感じです。

上位4作品のうち、ユーフォニアム』vs『俺ガイル』の青春モノ同士の対決、およびジョジョSC』vs『Fate』という有名原作モノ同士の対決が今クールの見ものでした。

対決の結果は(あくまで僕個人の主観ですが)青春対決は『ユーフォニアム』の(微差での)勝ち、有名原作対決は『ジョジョSC』の勝ちです。

僕の個人的な趣味としてはむしろ『俺ガイル』みたいな作風のほうが好きなのですが、作画クオリティーが『ユーフォニアム』と比較するとやや落ちたのが敗因です(その点『ユーフォニアム』はさすが天下の京アニでした)。

とはいえ以上4作品は簡単にランクをつけるのが難しく、皆レベルが高かったです。上のランキングはあくまで僕個人の主観によるもので、しかも極めて微差であるので個々の作品のファンの方はどうか気を落とさずに(^_^;)

というわけで、今期は豊作だったと言っていいでしょう。 

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