Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第15回)

前回に引き続き、フィンランドが生んだ鬼才・カウリスマキ監督特集です。

 

・『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

リーゼントの男たちによるフィンランドの架空のロックバンド「レニングラードカウボーイズ」が渡米し、メキシコに向けて大陸横断の旅をする。

漫画のギャグのようなリーゼント、つま先のとがった靴、死人の棺に氷を詰めてそのまま旅を続行する…いずれも人を食ったようなシュールすぎる展開。これぞ、カウリスマキワールド!

下流社会の人間模様だけがカウリスマキ作品の魅力にあらず。

 

・『レニングラードカウボーイズ、モーゼに会う』

レニングラードカウボーイズ」シリーズ続編。前回とは反対に、アメリカ大陸からヨーロッパの故郷へと帰還する物語。

「モーゼに会う」(meet Moses)というタイトルからも分かるとおり、本作は旧約聖書の「出エジプト記」のパロディーである。

といっても、仏教徒である我々日本人には正直チンプンカンプンなのではないか(^_^;)

個人的には、前作の方が単純に笑えて、面白かった。

 

 

・『カラマリ・ユニオン』

カウリスマキ監督お得意(?)のモノクロ映画。

理想郷エイラを目指して旅に出る15人の男たちの物語。

音楽がカッコいい。ある意味「レニングラードカウボーイズ」シリーズの原点ともいえる作品。

 

・『パラダイスの夕暮れ』

ゴミ清掃車の運転手とスーパーのレジ係の女の恋物語

カウリスマキ監督お得意の、下流社会の人間模様を描いた作品だ。