Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第18回)

今日も往年の日本映画をご紹介しますね。

 

・『安城家の舞踏会』

ときは終戦直後、今まさに没落しつつある旧華族を描いた作品。

去りゆく者(華族)の美しさ、新しく台頭する者(新興成金)のあさましさがともによく描けている。

  

あの頃映画 安城家の舞踏會 [DVD]

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・『風林火山

戦国時代の武田家につかえた軍師・山本勘助を「世界のミフネ」こと三船敏郎が演じる。

三船演じる勘助も中村錦之助演じる信玄もいいが、個人的には佐久間良子演じる由布姫を推したい。

戦国の世にあって強く自分らしく生きようとした女性をよく表現できている。

 

…とまぁこんな感じで決して悪くはなかったのですが、個人的には内野聖陽主演の同名の大河ドラマ(07年)の方が良かったですねぇ(^_^;)

 

風林火山[東宝DVD名作セレクション]

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・『宮本武蔵

中村錦之助演じる武蔵がめっちゃワイルド。三國連太郎演じる沢庵和尚も渋くてイイネ!

ただ、ヒロインのお通が清純&おしとやかというベタすぎる設定はどうにかなりませんかねぇ。「そんな女、男の妄想の中にしかいねーよ!」とツッコミをいれたくなります。その点、井上雄彦の漫画『バガボンド』の今風のお通の方が良かったです。

 

宮本武蔵 [DVD]

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ツィゴイネルワイゼン

鬼才・鈴木清順監督の不条理ワールド炸裂!

鈴木監督は色の使い方が実にうまい。とくに、。とても鮮やかな色が出ています。

ストーリーがアレなので、色彩の方に注目したほうが作品を堪能できるかもしれません。

 

 

無能の人

売れない漫画家から石売りに転じた男(竹中直人)。そんな男の(タイトル通りの)無能っぷりを描いた作品。

静的な演出は本ブログでもたびたび取り上げてきたカウリスマキ作品にも通じる。竹中直人は本作において主演&初監督をつとめているが、とても初監督作品とは思えない。無能どころか超有能だぞ竹中直人

 

無能の人 [DVD]

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