Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

君はアルカ語を知っているか

皆さんは「アルカ語」という言語をご存知でしょうか。

 

アルカ語は、「セレン=アルバザード」こと貞苅詩門という人物がゼロから創作し、インターネット上にて発表した人工言語の名称です。

 

詳しくは各自インターネットで検索して調べてほしいのですが(以前はwikipediaにアルカ語の詳細な記事があったのだが削除されてしまった)、アルカ語はファンタジー小説などでありがちなデタラメの似非言語では決してありません。

 

発音される母音と子音の種類が定められているほか、文法も細部に至るまでしっかり構成されています。単語も2万語(!)に迫るという充実ぶり。

単語や慣用句の意味も詳細に定義され、辞書(おどろくべきことにアルカ語にはちゃんと辞書がある!)に語法や用例が多数収録されています。

 

当然のことながら、これほど完成度の高い人工言語をつくるためには、尋常でない言語学的知識が求められます。

アルカ語の作者・アルバザード氏はかつて大学で言語学を専攻していたらしく、その豊富な言語学的知識に基づきアルカ語をゼロから創作したのでした。

私事で恐縮ですが、私は中学高校のころから言語学に興味があり、高校時代には大学で言語学を専攻することも考えたほどです(結局、就職が難しそうなのでやめました)。

そんな私だからこそ、作者のアルバザード氏がアルカ語創作にあたって言語学の大海をどれだけ深くもぐったか、リアルに想像できるのです。

 

このように言語創作という離れ業を成し遂げたセレン=アルバザード氏。

しかしながらリアル世界では彼のことを「貞苅詩門容疑者」と呼ばなければなりません。

大変残念なことに、彼は2013年に元妻の女性を切りつけるという事件をおこし、殺人未遂容疑で逮捕されてしまったのです。

いうまでもなく、これは凶悪犯罪であり、決して許されることではありません。

貞苅容疑者が厳罰に処されることを強く望みます。

しかしながら、彼の起こした事件と、彼の「作品」であるアルカ語とは、分けて考えるべきだと思うのです。

 

私は、アルカ語の人工言語としての完成度を高く評価するとともに、自らもまたそうした人工言語を創作したいと強く思う者です。