Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第32回)

・『大魔神

時は戦国時代。下剋上で成りあがった戦国大名が悪政で領民を苦しめていた。神をも畏れぬその所業に鉄槌を下すべく、大魔神が降臨する…

ストーリーは典型的な勧善懲悪モノでいたってシンプル。安心して見ることができました。やっぱり昔の特撮映画って、イイもんですね。

 

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・『嵐を呼ぶ男』

石原裕次郎演じる、暴れ者の主人公。ある日、音楽プロデューサーから才能を見こまれた彼はドラマーとなり、天性の才能でたちまちスター街道を驀進していく。が、嫉妬したライバルの放った刺客により、ドラマーの命である手を負傷してしまう。さぁ、窮地に立たされた主人公がとった手は…

「おいらはドラマー♪」の主題歌が印象的な本作は、 言わずと知れた石原裕次郎の代表作。本作を見ていて「ああ、こういうタイプのスターはもう、出てこないだろうなぁ」とため息をついちゃいました。

 

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・『1980』

1980年12月―ジョン・レノンが暗殺された月―の東京のとある三姉妹の日常を、80年代の文物をふんだんに織り交ぜつつ描いた作品。

YMO聖子ちゃんカットなめ猫

本作で次から次へと繰り出される「80年代あるあるwwwww」ネタを見ていると、気分はまるで80年代のテクノポリスTOKIO(死語)へとタイムスリップしたかのよう。ともさかりえ演じる次女が極度のビッチで殺意を覚える点をのぞけば、とっても楽める映画でした♪

 

…と書いた直後にこう言うのもナンだけどさぁ(w)、80年代って「なんか騒いでるわりにはイマイチ中身ない」感ハンパないんだよね。かつて『別冊宝島』が「80年代はスカだった」と総括したのもむべなるかな、という感じデス…

 

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・『津軽じょんがら節』

東京から故郷の津軽へと舞い戻ってきた若い女。彼女は恋人である元ヤクザの青年を伴っており、彼はもといた組織から追われる身であった。

津軽のド田舎っぷりに退屈する青年。しかし、現地に暮らす盲目の少女や漁師の老人との交流を通じて、徐々に津軽を「故郷」と感じるようになる。

当初の退屈がウソのように、充実した毎日。

しかし、女との関係はいつしかこじれ、東京の組織からも刺客が放たれる…

画面いっぱいに映し出される津軽の青い、荒々しい海もさることながら、BGMの三味線の音が、ビートが効いていて、実にカッコいい。「あ、三味線って、こんなにカッコよかったんだ」と驚きました。映像と音楽の勝利、と言えましょう。

 

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・『キクとイサム』

主人公・キクとイサムは、50年代の会津に暮らすアフリカ系のハーフの姉弟。

キクは男勝りの元気なお姉ちゃん。弟のイサムも、姉ほどではないが活発、陽気な男の子だ。

二人は周囲の心ない差別にときおり心を痛めつつも、育ての親である祖母とともに毎日を明るく元気に生きていく。

監督は今井正。アフリカ系のハーフ―当時はまだ「混血児」という呼称が一般的だった―という社会的に微妙な題材を扱いつつも、このテの社会派映画にありがちな「説教臭さ」を感じさせない点が素晴らしい。年老いた祖母を演じる北林谷栄(当時まだ48歳!)の渾身の役づくりも「お見事!」の一言に尽きる。むろん主人公の子役ふたりの演技ものびのびとしていて良い。

21世紀の今日ではアフリカ系のハーフなどもはや珍しくもなんともなくなった。特にスポーツ界では、野球のオコエ瑠偉選手や陸上のサニ・ブラウン選手など、アフリカ系ハーフの台頭が目覚ましく、彼らは20年東京五輪での活躍が期待されている。キクとイサムは、そんな現代をどのような目で見つめているのだろう。

 

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