Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第40回)

・『徳川セックス禁止令 色情大名』

1970年代の東映作品はエロスとバイオレンスにあふれていて、もちろん“いい意味で”下品な映画が多い。そんなお下品な映画たちが、僕はたまらなく好きだ。

本作もそんな東映エログロ映画の一つ(もうタイトルで一目瞭然ですねw)。

巷の乱れに乱れきった性風俗に激怒したお殿様。そんな殿様が発したのは、な、な、なんと、セックス禁止令(←ひ、ひどいっ)

当然、ヤりたくてヤりたくてしょうがない庶民たちは一揆をおこして殿様に立ち向かう。一方、当の殿様はといえば、異国出身(!)の愛妾サンドラにすっかりお熱を上げている。おおよそ時代劇のヒロインにふさわしくないお名前の、このサンドラ、はてさていったいどうなってしまうんでしょうか。

…まぁ別にどうなってもいいんだけどねw だって所詮おバカ映画だもんw

やっぱり70年代の東映エログロ映画はくだらなくて最高です!

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・『眠狂四郎 人肌蜘蛛』

僕が最も嫌いな映画の一つに『スミス都に行く』があります(w

…いや、正確にいうと映画そのものは嫌いじゃないんですね。ただ主人公・スミスの、自分の掲げる正義についてつゆほども疑念を抱かず、「正論を言っていればいつかは必ず人々の心を動かして世の中を変えられるんだぁ!」と素朴に思っちゃってるようなキャラクター、あれがもう本当にイヤなんです(w

その点、この『眠狂四郎』シリーズの主人公・眠狂四郎はニヒルかつダンディ。暑苦しいスミスとは対極にあります(w)。いいねぇ、こういう主人公、好きだなぁ。

本作では磔にされた女の死体の前でチャンバラをやっちゃったりもします。シュールですねぇ。上で取り上げた『徳川セックス禁止令』もそうでしたが、意外にも時代劇には一種独特のシュールさがあって、なかなか面白いものです。

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・『天草四郎時貞

九州・天草地方の英雄・天草四郎を、松竹ヌーヴェルヴァーグの旗手・大島渚が撮る!

本作はモノクロだが、そこはさすが大島監督、照明の使い方が抜群にうまい。光と影のコントラストが実に効果的で、後半はストーリーなどそっちのけで映像美に見入ってしまった。特に、一揆に加わった農民たちをずらりと一列に並べて、横からパンして撮った終盤のシークエンスは圧巻!

ただ、あえて不満を言わせてもらえば…主人公・天草四郎がちっとも美少年じゃない!(><) (←そこか)

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・『徳川いれずみ師 責め地獄』

高倉健主演『網走番外地シリーズ』のメガホンをとったことであまりにも有名な石井輝男監督。

そんな石井監督、何を思ったか、1968年から東映ポルノ「異常性愛路線」と呼ばれる一連のエログロ作品を発表したことでも知られています。

本作もそんな異常性愛路線の作品の一つ。

もう冒頭からしてぶっ飛んでる(w)。磔にされた女の、腹部ではなくなんとオ○○コのほうを槍でブスリ! 首の下まで生き埋めにされた女の、首をノコギリでギイギイ! どうです、冒頭だけでおなか一杯になるでしょう?(w

中盤になっても、「水上火あぶり」など、もはや本当にあったのかはなはだ疑問な、エキセントリックな処刑方法が次から次へと出てきます。トリを飾るは「待ってました!」と言わんばかりの八つ裂きの刑!

…ハァ、石井監督、さすがにここまでやれば、もう満足でしょうw (^_^;)

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