Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第59回)

今回はミュージカル映画を中心に取り上げていきます。

 

・『ショウほど素敵な商売はない』

ミュージカルの舞台で活躍する芸人一家の物語。

主人公・ドナヒュー一家はまだ子供たちが幼いころから舞台に立たせ、全米を興行して廻った。しかし子供たちも義務教育の年齢になり、夫婦は泣く泣く子供を全寮制の学校に預ける。やがて子供たちも成人し、また家族全員で舞台に立てる、と思ったのもつかの間、長男が唐突に「神父になる」と言いだし、夫婦は困惑する。やんちゃ坊主だった次男は相変わらずのトラブルメーカーで、夫婦にとってはこれまた悩みのタネだ。

そうした様々な困難を乗り越えて、ラストでふたたび家族全員が舞台の上に集う。あぁ、家族って、イイなぁ。

なお、次男のガールフレンド役は、かの有名なマリリン・モンロー

 

 

・『コンチネンタル』

前回の記事で、ジンジャー・ロジャースフレッド・アステアそっくりさんのイタリア映画『ジンジャーとフレッド』(フェデリコ・フェリーニ監督)を取り上げたばかりですが、こちら『コンチネンタル』は本物のジンジャー・ロジャースフレッド・アステアのコンビの映画です。

劇中歌『昼も夜も』(Night and Day)は有名な曲なので、本作を見たことのない人でもこの曲を聞いたことなら一度はあるかと思います。

ジンジャーとフレッド、二人にとっては初主演の映画ですが、すでに相性抜群!

 

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・『白い恐怖』

アルフレッド・ヒッチコックサルバドール・ダリという、20世紀の巨匠同士が手を組むとこんなにもいい映画ができるんですよ、という好例。

主人公である記憶喪失の男性の役をグレゴリー・ペックが好演! イングリット・バーグマン演じる理知的な女性医師も非常によろしい。

主人公の夢の中、幻想世界のシーンについては、シュルレアリスムの巨匠・ダリが製作に協力している。やはりダリが製作に携わった映画『アンダルシアの犬』のオマージュとおぼしきカットもあって、興味深い。

 

 

・『野郎どもと女たち』

マーロン・ブランドというと、フランシス・コッポラ監督の名画『ゴッドファーザー』シリーズにおけるヴィトー・コルレオーネの役があまりにも有名すぎるので、「ブランドは若いころはミュージカル映画にも出てたんだよ」と言うと、驚く人が結構多い。

 本作ではブランドはNYの不良役を好演しています。カラー映画なのでダンスシーンも色鮮やか。ただ、ちと尺が長すぎましたね(2時間30分)。

 

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・『バンド・ワゴン』

フレッド・アステア主演のミュージカル映画

落ち目のミュージカル俳優(アステア)が、再起をかけて舞台公演に挑むが、演出家との意見の相違から、劇はなかなかうまくいかず…。

おそらく舞台関係者なら思わず「あるある!」とうなずくであろうエピソードが随所にちりばめられている。

1899年生まれのアステアは、本作公開当時(1953年)すでに54歳だったはずだが、まったく年齢を感じさせない軽快なダンスを披露してくれる。実に驚異的なことだ。

まったくの余談だが、80年代のマイケル・ジャクソンブームの際、当時すでに80代だったアステアは練習の末、見事ムーンウォークを習得したのだという(スゲー!

 

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