Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第65回)

・『太陽がいっぱい

アラン・ドロン演じる青年が、富豪を殺害してその資産を頂戴しようとするお話。

…とまぁ簡単に説明してしまえばこんなお話なのだが、本作が製作された1960年当時は、なるほどこういう若者像が(世界的に)もてはやされていたんですねェ。

 

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・『モダン・ミリー』

ジュリー・アンドリュース主演の、実に愉快なミュージカル映画

1920年代のNY。主人公ミリーは田舎から来たばかりの、おのぼりさんだ。当初はダサかったファッションもやがてあか抜け、モダンガールの仲間入り。

ところがどっこい、彼女が宿としている安ホテルはナゾの中国人(!)と結託しており、若い女性がそこで拉致されて中国に売り飛ばされてしまうという事件が頻発していたのだ。ナゾの中国人の魔の手は、ついに主人公の友人にまで迫ってきた。彼女を救出すべく、主人公たちが立ち上がる!

NYを走るクルマ、主人公のファッション、すべてがいかにも1920年代~という感じ。主人公の内面のセリフがいちいち字幕として出るのも、当時のサイレント映画の手法を模したものだろう。

驚いたのは、主人公が胸がデカいことに劣等感を抱いていること。当時は貧乳はステータスだったのだ。

ナゾの中国人の描写は、今日の基準からすればpolitically incorrectなのだろうが、まぁ本作はおバカ映画の類だから大目に見てあげてほしい。

全編にわたって明るくコミカルな描写が印象的な本作。2時間18分とやや長尺ながら、実に楽しいひとときを過ごせました♪

 

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・『ナバロンの要塞

時は第二次大戦まっただなか。ナチス占領下のギリシャで、英軍が独軍のナバロン要塞を攻略すべく、グレゴリー・ペック演じる主人公の部隊をかの地へと派遣する。

というわけでギリシャが舞台の本作だが、ギリシャ映画界の巨匠テオ・アンゲロプロス監督の描く、あの寒々としたギリシャと比べると、やはりどこか観光主義的という印象をぬぐえない。

 

 

・『初恋のきた道

都会でビジネスマンとして働く主人公。ある日、田舎で長年教師の仕事をしていた父の訃報に触れる。父の葬儀の準備をしつつ、主人公は遠い日の父と母の思い出を語る。

とにかく、若き日の母を演じる章子怡チャン・ツィイー)の若さ、みずみずしさが際立っている作品。本作は、彼女の映画といっても過言ではないだろう。

監督の張芸謀チャン・イーモウ)も、あいかわらず実に美しく中国を撮ってくれる。高度成長期以前の、まだ貧しかったけれども素朴だったころの中国…。

 

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