Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

2.26事件から80年

本日2月26日は、いうまでもなく2.26事件が起こった日です。

 

2.26事件は、1936年(昭和11年)の2月26日に発生しました。今年が2016年ですから、この事件の発生から今日まででちょうど80年経ったことになります。

 

意外なことに、80年前と現在とでは、日本社会の置かれている状況はよく似ているのです。

デフレが続く経済もそうですし、日本を取り巻く諸外国との関係悪化だってそうです。

 

ただ、両者を比較すれば、やはり80年前のほうが緊張の度合いは高かった、といえるでしょう。

現在は強固な日米同盟がありますが、当時はその米国との関係が悪化していました。中国との関係も極度に悪化しており、実際に事件の翌年からは戦争まで始まっています。

国内においては、長引く恐慌によって農村はすっかり疲弊してしまい、農家では生活苦のため娘を手放すという事例が数多く起こりました。

 

このような危機的状況のなかで、「皇道派」と呼ばれる青年将校たちのグループは「昭和維新」のスローガンを掲げ、国家改造を夢見たのです。

 

今日の我々が彼らを批判するのは、わりとたやすいことです。

しかし同時に我々は、彼らが純粋な愛国心・義侠心から事件を引き起こしたことも忘れてはならないでしょう。

 

あれから80年。あの事件を、そして日本の近現代史そのものを、いま一度振り返る好機ではないでしょうか。