Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第68回)

・『バベットの晩餐会

古今東西問わずさまざまな映画を取り上げてきた当ブログだけど、そういえばこれまで「グルメ映画」を取り上げたことってなかったな、と気がついた。

というわけで今回は「グルメ」をテーマにした映画から。

19世紀後半のデンマーク普仏戦争直後のパリ・コミューンをめぐる騒乱で家族と財産を失ったフランス人女性が、知人のつてを頼りにデンマークの片田舎へと落ち延びてきた。現地の老姉妹の家に居候することでようやく平穏を経た彼女。ある日、老姉妹の父であった牧師の生誕100周年を祝う宴が開かれる運びとなり、彼女はその席で自ら料理をふるまうつもりだと老姉妹に告げる。実は、彼女はかつてパリのレストランでシェフをしていたのだ…。

もうボケちゃったせいでいさかいが絶えなかった村の老人たちが、主人公の料理を堪能することで温厚さを取り戻す場面はなんとも感動的。食事とは単なる栄養補給ではなく、重要なコミュニケーションツールでもあることを再認識させられた。

 

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・『居酒屋』

パリの下町を舞台に、さまざまな困難に見舞われながらも毎日を懸命に生きる下層階級の女性を描く。原作はエミール・ゾラの同名小説。

飲んだくれの夫をはじめ、主人公の周りにいるのはロクでもない大人たちばかりだが、それでもどこか「おフランス~」な感じの一種の気品を感じてしまうのは、やっぱりおフランス映画だからでしょうかね。

 

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・『アルカトラズからの脱出

クリント・イーストウッド演じる主人公が、「脱出不可能」とまで言われたサンフランシスコのアルカトラズ刑務所からの脱獄を目指すというお話。

主人公は知能がすぐれているという設定であり、本作はアクションというよりかはサスペンスとしての面白さがある。クライマックスの脱獄シーンはスリル満点だが、夜間なので画面全体が暗くなってしまい、主人公たちの動きがわかりづらいのがやや難点か。

あ、重要なこと言い忘れてた。本作は実話に基づく作品です。

 

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・『赤い靴』

若きバレリーナと作曲家の悲恋を描いた英国のバレエ映画。

1940年代の制作だが、(当時はまだ少数派だった)カラー作品である。そのため登場人物の衣装が実に鮮やか!

本作の見どころは何と言っても、中盤の15分以上にも及ぶバレエシーン。単にバレエの模様を撮影するだけでなく、合成映像を使うなどして、映画ならではの表現を実現している。

 

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