Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

ドッジボールはよけるボール

先日、ブログにて「ブルックリン・ドジャース」の話を簡単に取り上げた

ブルックリン・ドジャースとは、かつてニューヨーク市ブルックリン地区を本拠としていた、大リーグ球団のことだ。

その後、西海岸のロサンゼルスに移転したため、現在では「ロサンゼルス・ドジャース」と呼ばれている。こっちの呼び名のほうがピンとくる、という人がおそらくほとんどだろう。ちなみに日本人大リーガーの先駆けである野茂英雄投手は、このロサンゼルス・ドジャースに所属していた。

 

ドジャース」(Dodgers)なるチーム名は、「よける」という意味の動詞dodgeに由来している。

ドジャース発祥の地、ブルックリンは路面電車(trolley)が非常に多く、そこに暮らす住民たちはTrolley dodgers(路面電車をよける人たち)と呼ばれていた。この呼称が、そのままチーム名として採用されたのだという。

じゃあLAに移転した時点で名前も変えたほうがよかったんじゃ…と思うのだが(^_^;)、一度ついた名前というのはそう簡単には変えられない、ということなのだろうね。

 

さて、ここで話はぐーんと大きく変わるのだが(w)、このdodgeなる動詞、何を隠そう、体育の時間でおなじみ、あのドッジボールdodge ball)の語源でもあるのだ。

ボールをよける(dodge)ゲームだからドッジボールdodge ball)なのである。

ボールをよける(dodge)ゲームだからドッジボールdodge ball)なのである。

…はい、大事なことなので2回言いました(w

 

そう、ドッジボールというのは、そもそもボールから「よける」ためのゲームなのだ。

 

僕は子供のころ、このドッジボールなる球技が、本当に怖くて怖くてしょうがなかった。

だって、クラスメートにボールをぶつけるんですよ!

日本のような文明国で、こんな野蛮なスポーツが許されていいんでしょうか!

なので僕はボールを取ろうなどとは考えず、いつもボールからよけてばかりいた。

だがそうすると
「コラ古澤! 逃げてばかりいないでちゃんとボールを取りにいけ!」
とクラスメート(の男子)たちから怒鳴られてしまう。

どういうわけだか、この国の体育の授業では、男児たるもの、ボールを雄々しく取にいかねばならぬという、わけのわからない性的抑圧が存在するのだ。僕のようにボールから逃げてばかりいる男子生徒は、たちまち負の烙印(スティグマ)を押されてしまうというわけである。

 

…やがて高校生になり、英語の授業にてdodgeなる動詞を知った。そしてそれが、わが少年期のトラウマともいうべきあのドッジボールの語源であることも知ったのだ!

「…なんだ! ドッジボールというのは本来よけるためのボールなのだから、僕のやりかたのほうが正しかったんだ! ボールは取るものじゃない、よけるものだったんだ!」

こうして真実を知ったことで、僕の魂はずいぶんと救われたのであった。めでたしめでたし。

…あれ、なんでブルックリン・ドジャースからこんな話になったんだっけ?(w