Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

文理選択で悩んでいる君へ

このブログを高校生が見ているとはとても思えないが、ネット空間というのは誰が見ているか分かったもんじゃない。というわけで、いちおう高校生も見ているという前提で今日の記事を書くことにする。

 

高校生活において一番メンドクサイのが文理選択というやつだ。

「アンタ、文系にすすむの? 理系にすすむの? どっちやねん」と学校は(というか社会は)絶えず問いかけてくる。僕もこれにはおおいに悩まされた。君たちも悩んでいるんじゃないか。

「文系と理系、僕はいったいどっちにすすめばいいんだろう?」

で、悩まされて悩まされて悩まされた挙句に、僕が到達した答えがコレ↓

 

自分の好きな科目で決めなさい。

 

…おそろしく単純な答えで恐縮だが、本当にこれが僕の答えなのだからしょうがない。

「得意な科目」じゃなくて「好きな科目」というところに注意してほしい。両者はたいてい一致するものだが、たまにそうではない場合もある。得意科目≠好きな科目という場合には、好きな科目のほうにもとづいて文理選択をしなさい。

絶対にやってはいけないことは、「理系のほうが就職に有利っぽいから」という理由で理系を選んでしまうことだ。

なぜいけないか。現代は社会の変化が著しいから、「今は」理系のほうが有利だとしても数年たてばわからなくなってしまう、というのが理由ひとつめ。だがもうひとつ理由がある。就職を理由にもともと好きでもない理系を選んでしまうと、将来後悔するおそれが高いからだ。

なんでそう言い切れるかというと、僕自身、まさに上に書いたような理由で理系を選んでしまったからだ。

 

高校時代、僕が一番好きだった(=得意だった)科目は、世界史だった。その次に好き(=得意)だったのが、倫理。この二科目に関しては、模試でコンスタントに偏差値60後半~70くらい取れていた。

それでどうして理系を選んでしまったのか。正直、今となっては僕にもよく分からない(w)。「迷っているなら理系に進んだほうが、将来、就職のときにラクだよ~」という周囲の(無責任な)大人たちの声に惑わされてしまったから、としか説明のしようがない。

僕の場合、(今思えば)不運だったのは、僕は理系科目も“そこそこ”できてしまったということだ。これが全然ダメだったなら、「ああ、君文系だね」で終了だったろう。ところが僕は化学などの理系科目も、得意というほどじゃないけど、“そこそこ”できてしまった。それで「あぁ、なら理系で大丈夫だね」という話になってしまったのだ。

 

僕は旧帝大の一角に数えられる、とある国立大学の理系学部を受験したものの、やはり理系科目は相対的に不得意だったためか、あえなく失敗してしまった。で、結局ほかの国立大学に進学した。そこでなんとかだましだましやってきたが、大学4年時の研究室配属を機にいよいよ理系生活になじめなくなり、僕は卒業を機に理系の世界ときっぱり決別した。

それ以降は、それまで好きでもない理系科目を延々勉強させられたことへの反動からか、ビートルズの曲をiPodで聴きながら古本屋を散策したり、ドイツ語の文法書を買って不規則動詞の活用を片っ端から暗記したり、1950~60年代の映画を一日中ぶっ続けで鑑賞したり、といったド文系人間になった。

今の暮らしには、結構満足している。それでも「高校の文理選択の際、ちゃんと文系を選択していれば…」と悔やしい思いをすることがある。悔しくて悔しくて夜なかなか寝付けないということが、30歳を過ぎた今でも、一か月に一回くらいの頻度で、ある。なかなか信じてもらえないのだが、本当の話だ。

 

だから、高校生の君たちがのちの人生で後悔しないように、僕は上で書いた答えを繰り返して今日の記事を締めくくることにする。

自分の好きな科目で決めなさい。