Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

太陽はとんでもないものを盗んでいきました

まだまだその素性が謎に包まれている、仮説上の太陽系第9惑星「プラネットナイン」。

このたび、また新説がとびだしました。

 

これまでの考えによれば、プラネットナインはかつて、今よりはるかに太陽に近い位置ーといっても地球よりかはずっと遠いですがーでガス惑星として形成されました。しかし木星をはじめとする他のガス惑星の重力によって弾き飛ばされてしまい、現在の位置まで移動したとされてきました。

ところが今回出された新説によれば、なんとプラネットナインはもともと、太陽ではない他の恒星の周囲に生まれた系外惑星であり、それが太陽の重力によっていわば「盗まれる」かたちで新たに太陽系の惑星となった、というのです。

 

www.dailymail.co.uk

この新説を唱えたのは、スウェーデンのAlexander Mustillという天文学者です。彼は、プラネットナインは系外惑星である(あった)と指摘して、こう述べています。

天文学者が何百光年も離れた系外惑星を発見している一方で、私たちの裏庭(太陽系)にもう一個潜んでいるかもしれないなんて皮肉ですね」

↑まったくです!(w

Mustill博士によればまた、系外惑星としてのプラネットナインは「現実的に我々が探査機を使って到達できる唯一の系外惑星」なんだとか。

たしかに系外惑星といったら我々の太陽系から何百光年と離れているのがふつうなので、せいぜい太陽‐地球間の距離の数百倍程度のご近所(←!)に系外惑星があるというのは、実に魅力的です。

それにしても、太陽系のなかに「(太陽)系外惑星」があるというのもなんだかフシギな話ですね。上に挙げた記事でも、従来の系外惑星(exoplanet)の定義がもはや無効になったかもしれないとしています。

 

その存在可能性が指摘されてからまだ半年も経っていないというのに、次から次へと謎がとびだすプラネットナイン。いちおう念を押しておきますが、現時点ではまだ見つかっていません

現在では、地球から見てくじら座の方角にある可能性が高いとされており、だとしたら今年の晩秋から初冬にかけてが観測シーズンになるんだとか。

早く発見されてほしいですね!