Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

これがオススメ! 宇宙の本

僕は、宇宙が好きだ。

今日は、最近読んだ宇宙関連の本のなかで面白かったものを、みなさんにご紹介するとしよう。

 

・『系外惑星

今、惑星科学のフロンティアと言っていいのが、太陽系外惑星系外惑星)だ。

つい先月も、新たに1284個(!)の系外惑星が発見されたというニュースが話題になったばかり。

そんなホットな研究分野を一般読者向けに解説してくれるのが、本著だ。

著者の井田茂さんは東工大の教授で、専門は惑星物理学。この井田さん、日本の理系研究者のなかでは、かなり文章がうまいほうだ(といっては他の研究者の方に失礼かw)系外惑星の解説もわかりやすいが、ところどころで井田さんの人生哲学もさりげなく述べられていて、そこがまたおもしろかった。

 

系外惑星

系外惑星

 

 

・『住んでみたい宇宙の話』

サイエンスライター竹内薫さんといえば、テレビでもおなじみの存在。例の小保方さんの一件のときには頻繁にテレビ出演していたので、「あぁ、あの人かぁ!」とピンとくる方も多いかと思う。

で、これはその竹内さんの最近の著作。

月に、火星に、金星に、実際に人間が住んでみたらどうなるかを、子供でもすんなりと読める、親しみやすい文章でわかりやすく解説してくれる。

本著のところどころに挿入されている、微妙に「昭和臭」の漂うイラストも、また味があってよろしいw

 

住んでみたい宇宙の話

住んでみたい宇宙の話

 

 

 ・『PLANETFALL』

惑星探査機が撮影した火星、木星土星(とその衛星たち)の画像を豊富におさめた写真集。

解説文は必要最低限に抑えられており、天体の写真だけがひたすら列挙されていく。百聞は一見にしかず。もはや言葉など必要ない、というわけだ。

写真はどれもこれも高解像度で、息をのむほどにリアル。「これが本当に宇宙で撮られたものなのか! …信じられない」というのが率直な感想だ。木星をまわるガリレオ衛星など、今にも手が届いてしまいそうなくらい、ごく近くに感じる。

宇宙の壮大さを表現するネットスラングとして「宇宙やべぇ」というのがあるが、本著を見ているとまさに「宇宙やべぇ」を肌で実感させられる。

 

プラネットフォール

プラネットフォール

 

 

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追記(2016.6.7)

つい最近読んだこの本もなかなか面白かったので、追加することにする。

 

・『もしも月が2つあったなら』

もし地球に衛星がふたつあったらなら。もし地球が巨大ガス惑星をまわる衛星だったなら。もし地球が形成されるのが150億年後だったなら…これら10近い「もし」について、天文学者が真剣に考察し、シミュレーションみたのが、本著。

ただのSFではなく、ちゃんと天文学、物理学の裏付けがあるぶん、リアルに感じる。

本著を読んでいてつくづく思うのは、今の僕たちの住む地球は、本当に絶妙なバランスの上に成立している、ということ。

べつに水がワインに変わらなくても、死者がよみがえらなくても、僕たちが今こうして生活して、このブログを見ていることこそが“奇跡”に他ならないことを思い知らされる。

 

もしも月が2つあったなら ありえたかもしれない地球への10の旅 Part2

もしも月が2つあったなら ありえたかもしれない地球への10の旅 Part2