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Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

ピカチュウ「ちょっくらアメにメートル法叩き込んでくるわ」

スマホアプリ『ポケモンGO』が、全世界で人気を博しているという。

 

ポケモンGO』は、実際の街頭の画像上にポケモンのキャラクターが表示され、あたかもリアル世界でポケモン狩りをやっているかのように感じられるという、新感覚のゲームだ(という説明ではたしてどれだけの人が理解してくれるだろうか。はなはだ心もとない…)

人間が知覚する現実環境をコンピューターによって拡張するという、いわゆる拡張現実(AR)に基づいているところが特徴といえる。

子供のころ、「ポケモンがリアル世界にいたらなぁ…」と思った経験は、80年代以降に生まれた世代なら、だれにでもあることだろう。その夢が、ついに現実のものとなったのだ!

 

さて、この『ポケモンGO』、距離の表示に世界標準のメートル法を採用している。そのことが、アメリカでちょっとした波紋を呼んでいるという。

 

pokemon-matome.net

記事によると≪ポケモンを孵化させるために必要な距離がメートル表記になっているため、アメリカでは、キロメートルをマイルに換算する検索が急上昇している≫のだという。

そう、アメリカ人は普段ヤード・ポンド法で過ごしているから、メートル法が分からないのだ。

「え、何? 8km? それってどれくらいなの…(検索して)あ、5マイルか」

といった具合。

 

ヤード・ポンド法は、ぶっちゃけていえば、中世の遺物である。

前近代の単位系なので、メートル法と違って綺麗な10進法にはなっていない。

長さの単位を見てみると、たとえば12インチで1フットである。3フィート(フットの複数形)で1ヤード。そして1760ヤードで1マイルとなる。どうして1760なんて中途半端な数字が出てくるのかというと、本当はヤードとマイルの間にまだまだ単位があったからである。それらを端折ると、「1760ヤード=1マイル」という関係式が得られる。

よくもまぁ21世紀にもなってこんな不便きわまりない単位系を使っているものだと、ほとほと感心してしまう。

現在ではヤード・ポンド法を使っているのは、アメリカ、リベリアミャンマーのみである。ヤード・ポンド法発祥の地であるイギリスですら、今はメートル法に移行しつつあるところだという。

 

アメリカ人よ、これを機にメートル法へ移行しようよ!