Furusawa Keisuke's blog

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安倍さんが首相でいてくれてよかった

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本日午後3時、天皇陛下の「お気持ち」が放送された。

今日は平日。当然、仕事があるので残念ながらリアルタイムでは見られない。ええい、仕事ウザイなぁ、と今日ほど思った日はない。仕事が終わって、さっそく帰りの電車のなかでスマホをいじりながら「お気持ち」全文を読んだのだった。

焦点となっている「生前退位」という言葉が直接使われることはなかったがーなんでも、この言葉が入ってしまうと憲法の規定に抵触するおそれがあるのだそうだーその意向が強く感じられる「お言葉」だった。

 

これから先、皇位継承などについて定める「皇室典範」を改正すべきか否か、改正するなら具体的にどの条項をどのように改正するか、が熱く議論されることになるだろう。

安倍首相にゆがんだ愛情を抱くのやることなすこと何でも大嫌いの左派のみなさん方は「これで憲法を改正する暇なんてなくなったなww安倍ざまぁwwwww」となにやら喜んでいる様子。

生前退位の意向が今のタイミングで打ち出されたことに対しては、「安倍ファシスト政権による憲法9条改悪に可能な限り抗いたいという今上天皇のお気持ちの表れ」だと解釈する向きもみられる(もちろんその真偽のほどは不明である)

 

…実を言うと僕も、今、安倍首相が首相でいるこのタイミングで生前退位の意向が示されたことは、良いことだったと思っている。

でもそれは、上に挙げたような左のみなさん方とはまったく異なる理由による。

僕はつねづね、皇室典範が改正されるとしたら、それは保守政権によってなされるべきだ、と思いつづけてきた。

もしこれが左派だったら、たとえば(悪名高き)民主党政権皇室典範改正に着手していたら、どうなっていたか。その改正内容がどのようなものであれ、絶対に保守派が「極左反日分子どものせいで皇室典範がズタズタに破壊された!」と文句を言いだすことは想像に難くない。

一方、安倍さんは右派だ。…いや、厳密にいうと経済面ではむしろ左派であるとすら言えるのだが、すくなくとも政治に限って言えば、彼は結構な右派だ。

だからこそ、その右の安倍さんが皇室典範改正に着手すれば、それがたとえ保守派にとっては不満の残る内容に終わったとしても、「あぁ、あの安倍さんならしょうがないか」と納得してくれる可能性が高いのだ。

天皇陛下から生前退位の意向が示されたこの時期に安倍さんが首相でいてくれたのは、したがって僥倖(ぎょうこう;思いがけない幸い)だったと僕は思っている。

 

これから、なるべくすみやかに皇室典範の改正が行われ、天皇陛下の生前退位が実現することを強く希望する。