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Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

太陽系滅亡!?(※70億年後の話です)

本ブログでもたびたび取り上げている、仮説上の太陽系第9惑星「プラネット・ナイン」(以下、P9)。

そんなP9に関して、また新たな発見がありました。

不自然なまでに極端な楕円軌道を描く小天体が、新たに発見されたのです。これらは、P9の重力的影響を受けた可能性があります。

 

New Solar System objects just made the case for Planet Nine even stronger - ScienceAlert

 

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↑上の図に示されている、2013FT28、2014SR349、2014FE72が、今回発見された小天体です。とりわけ印象的なのが2014FE72で、軌道がびよ~んと太陽系の外側まで伸びているのが特徴です。この2014FE72、観測された初めてのオールトの雲の天体である可能性があります。

これまで、このような極端な楕円軌道を描く天体の代表格はセドナという小天体(※)でしたが、2014FE72はそのセドナをも抜いて、遠日点が最も大きい天体となりました。

これらの小天体は、P9の存在する可能性をさらに高めるものと考えられています。

 

セドナは、記事によっては「準惑星セドナ」として紹介されることもありますが、これは正確ではありません。2016年8月現在、セドナは「まだ」準惑星には分類されていないからです。この記事では、したがってセドナを小天体として扱います。

 

こうしたワクワクするニュースの一方、ある意味では心配なニュースも…。

科学者が計算したところによれば、なんとP9が太陽系に破滅をもたらす可能性があるというのです。

www.sciencealert.com

恒星である太陽が寿命を迎えると、巨大に膨れ上がった末にガスを放出して白色矮星と呼ばれる小さな星になると考えられています。

その際、木星土星などのガス惑星は、太陽から放出されたガスによって太陽系の遠くへと押しやられるのです。従来は、それでもガス惑星の軌道は安定するものと思われてきました。

ところが、科学者がP9の存在を仮定して計算し直したところ、ガス惑星は押しやられて遠くへ移動したためにP9の重力的影響を以前より強く受けるようになり、最終的には軌道が乱れて、いくつかのガス惑星は太陽系から放出される、という結果になったのです。

…もっとも、これは70億年後(!)という、気の遠くなるほど恐ろしく未来の話なのでー現在の太陽系の年齢が46億年ですー明日世界が滅ぶ!というたぐいの話ではまったくありません。どうかご安心ください(;^ω^)

 

科学者たちの予測によれば、P9は地球から見てオリオン座の方向にある可能性が高いとされています。これから地球はまさにオリオン座の観測シーズンを迎えます。

P9はいよいよ発見されるのでしょうか。続報が楽しみですね。