Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第107回)

・『宮本武蔵 般若坂の決斗』

中村錦之助主演『宮本武蔵』シリーズ。

実を言うと本ブログでこのシリーズを取り上げるのは、これが2回目になります

前回は、シリーズ全5作のうち最初の第1作目のみを取り上げたのでした。

どうして1作のみだったのかというと…恥ずかしながら、『宮本武蔵』がシリーズものだと知らなかったからです(;^ω^)

第1作を見て、てっきり「かの剣豪・宮本武蔵の少年時代を描く」とかいうコンセプトで撮られた映画だとばかり思っていて、後になって「あ、コレ…シリーズものだったんだw ふつうに巌流島まであるんだw」と知ったという次第…(^▽^;)

 

というわけで今回はシリーズ2作目から紹介していきます。

この『宮本武蔵』シリーズ、任侠映画と同じで、最後に必ずチャンバラの見せ場が用意されています。時代劇にしては珍しく、鮮血がどばぁ!と噴き出ます。首がとんじゃう描写までありますw そういうのがニガテな人には、もしかしたら向かない作品かもしれません。

主人公の武蔵、見るからに野生児然としていた第1作と比べるとさすがに落ち着いたとはいえ、相変わらず眼力ギンギンです。中村錦之助の肉食系っぷりをとくと堪能しましょう。

 

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・『宮本武蔵 二刀流開眼』

健さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 

というわけで、本作からは高倉健演じる、武蔵の宿命のライバル・佐々木小次郎が登場します。

本作が公開された1963年当時、健さんはまだ30代前半だったはずで、瑞々しい姿を見せてくれています。

…よく誤解されがちですが、健さんは昔から『幸福の黄色いハンカチ』的な「…自分、不器用ですから…」キャラで通っていたわけではありません。60年代前半のころの任侠映画では結構やんちゃな役も多かったのです。

本作における佐々木小次郎も、まぁ目がギラギラした武蔵と比べると落ち着いた感じだとはいえ、同時にやんちゃさをも兼ね備えているのです。

若き日の健さんに注目!

 

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・『宮本武蔵 一乗寺の決斗』

シリーズ第4作は、武蔵と吉岡一門との有名な決闘「一乗寺下り松の決闘」を描いた作品です。

この『宮本武蔵』シリーズ、全部カラー作品なのですが、本作ラストの決闘シーンだけは、あえてモノクロ映像で撮影されています。

おかげで、黒澤映画にも似た重厚感ある殺陣が撮れました。

決闘シーンが終わるとまたカラーに戻り、疲れ果てた武蔵が深紅のシダ(?)の生える山の斜面に横たわります。このシダが、もう本当に鮮やかな赤で、モノクロ映像から移った直後なだけに、視覚的にとても強く印象に残りました。個人的に、『宮本武蔵』シリーズの中で一番印象的なシーンだと思いますね。

終幕、まだ子供だった吉岡一門の総大将を殺したことで、武蔵は僧侶たちから人でなしだと非難されますが、ここは武蔵のほうが正しいと僕は思います。子供とはいえ総大将である以上、命を狙われるのは当たり前。ここは、子供を総大将に据えた吉岡一門のほうが非難されてしかるべきでしょう。

 

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・『宮本武蔵 巌流島の決斗』

というわけで、長かった『宮本武蔵』シリーズも第5作目に突入! いよいよクライマックス・巌流島の決闘が描かれます! ワクワク!

…と期待しながら見ていたのですが、その巌流島の決闘、思ってたよりも随分あっけなくラスボス健さんが倒されてしまって、ついつい苦笑い(^^;)。

これなら前作の一乗寺下り松の決闘のほうがよっぽど緊迫感があってよかったなぁ…。

とはいえ、全5作もあるシリーズをぶっ続けで見続けていると、「あぁ、やっと終わった~w」という感動を得ることができます(;^ω^)

 

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