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Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

平城京にペルシャ人がいた?

「なんと(710)大きな平城京」のごろ合わせで有名な、奈良の平城京に、なんとペルシャ(現イラン)の役人がいた可能性が高い、というので話題になっています。

 

www.yomiuri.co.jp

 

古代日本の都・平城京は、シルクロードの東の終着点にあたります。

そのため、当時の平城京は今日の我々が想像している以上に国際色あふれる都市でした。

たとえば奈良の正倉院には中国製やペルシャ製の宝物が多く保存されていますし、法隆寺にはギリシャ風の、真ん中部分がふっくらとした柱も残っています。

このように西域のモノが奈良まで届いたのであれば、人もまたここまで移動したとしてもなんら不思議ではありません。

現に、奈良の大仏の開眼供養の際には、インド人の僧も参列したと伝えられています。インド人がいたのなら、ペルシャ人もいたって不思議ではありませんね。

 

…ここからは日本の学校教育への愚痴になってしまいますが(w)、日本人がよくないのは、歴史教育において「世界史」と「日本史」とをきっちりと分けてしまうことです。

これでは、あたかも日本史なるものが世界史から独立して存在しているかのような錯覚を、生徒に与えてしまいます。

そうではなく、日本史と世界史とが有機的に連携していること、つまり「世界史の一部としての日本史」を考える必要があるのです。

 

我々は、日本は近代になるまでずっと国際的に孤立していたものと思いがちですが、そうではありません。

有史以来、日本は世界とつながっており、国際社会において一定のプレゼンスを維持し続けてきたのです。

 

…え、何? ペルシャ人を国家公務員に採用するなんて二重国籍じゃないかって? やれやれ