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Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

三浦九段、出場停止に

先日、本ブログでも取り上げた「電王トーナメント」。前回優勝した将棋ソフト・Ponanza(ポナンザ)が、今回も圧倒的な強さを見せつけ、みごと「第2期電王戦」への挑戦権を獲得しました!

Ponanzaは来春、叡王戦の優勝者と第2期電王戦の舞台で対決することとなります。今から楽しみですねっ

 

…と言いたいところですが、そんなさなか、盛り上がりに水を差すような出来事が起こってしまいました。

三浦弘行九段が、竜王戦をはじめとする公式戦の出場停止処分を受けたのです。三浦九段には、対局中に将棋ソフトを用いて不正行為を行った疑いがもたれています。

 

www.asahi.com

三浦九段は、団体戦形式で行われた「第2回電王戦」で大将を務めるなど、人気トップ棋士のひとりです。

今年の竜王戦でも、挑戦者決定戦で丸山忠久九段を下してみごと挑戦権を獲得、渡辺明竜王と対戦する予定でした。

しかし三浦九段は今夏以降、対局中の離席が目立ち、スマートフォンで将棋ソフトを利用したのではないか、との疑いの声が複数の棋士たちの間で上がったのです。

三浦九段は新聞社からの取材に対し「不正はしていません。ぬれぎぬです」としていますが、一方で「疑念を持たれたままでは対局できない。休場したい」として休場を申し出たということです。

しかし、期限となる10月12日までに休場届を出さなかったことから、日本将棋連盟は三浦九段の12月31日までの公式戦出場停止処分を決定しました。

今回の処分をうけ、竜王戦挑戦者決定戦で三浦九段に敗れた丸山九段が、渡辺竜王と対局することとなりました。

このようにタイトル戦の直前になって挑戦者が変更されるというのは、今回が初めての事態だといいます。

 

三浦九段は「シロ」なのか「クロ」なのか―私は将棋ファンのひとりにすぎませんから真相はわかりませんし、また将棋ファンとして三浦九段にはシロであってほしいと願っています。

ただ今の時点ではっきりと言えることがあります。それは、棋士にソフト使用疑惑が持ち上がらないためのルールが絶対に必要だということです。

 Ponanzaの躍進を見てもわかるように、将棋ソフトは現在、長足の進歩を遂げています。今回、三浦九段がシロだったとしても、近い将来、将棋ソフトを用いた不正行為が起こる可能性は十分にあり得ます。

日本将棋連盟は、10月5日、「スマートフォンなどの電子機器の使用禁止」「対局場からの外出制限」の2点を規則に追加すると発表したばかりでした(施行は12月14日から)。この決定と今回の三浦九段の疑惑とのあいだに関連があるのかどうかは不明ですが、こうした規則は今後の将棋界にとっては不可欠なものです。

 

私はひとりの将棋ファンとして、今後の動向を見守りたいと思います。