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Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

タイのプミポン国王、薨去

昨日、今日と、衝撃的なニュースが立て続けに飛び込んできています。

 

将棋の三浦九段の出場停止処分もとてもショッキングな知らせでしたが、これまた衝撃的だったのが、ノーベル文学賞

なんとミュージシャンのボブ・ディラン氏が受賞してしまいました(;^ω^)

このサプライズ受賞に、案の定というべきか、賛否両論が巻き起こっているようです

僕個人としても、「否」です。もちろんディラン氏が偉大なミュージシャンであることは理解していますが、「ミュージシャン」がノーベル「文学」賞を受賞してしまうというのは、やっぱりおかしいだろうと思うのです。

個人的には、シリアの詩人であるアドニス氏の文学賞受賞を予想し、かつ期待していたので、今回の結果は残念でした…。

あ、やれやれおじさんはまた来年がんばってくださいね。

 

ところが昨晩は、ディラン氏文学賞受賞なんてど~でもよくなるような衝撃的なニュースがさらに飛び込んできました。

タイのプミポン国王薨去(こうきょ)したのです。88歳でした。

 

www3.nhk.or.jp

プミポン国王は1946年、18歳という若さで即位し、以降70年間(!)にわたり、タイ国王であり続けてきました。70年という在位期間は、もちろん世界最長です。

日本における昭和が62年と14日間でしたから、それよりさらに10年ほど長い期間だと考えれば、我々日本人にもプミポン国王の統治期間の長さが実感できるでしょう。あらためて、その偉大さが偲ばれます。

プミポン国王は、クーデターが起こった際には自ら政治勢力の仲裁を行うなどして政治の安定に努め、また自ら農村振興、貧困対策に力を入れるなどしました。そのため、タイ国民からは「国父」として絶大な尊敬を集めてきたのです。

 

そんな偉大な国王を喪ったことで、タイはこれから政治的に混乱するおそれがあります。

タイでは2014年のクーデター以降、軍主導による暫定政権が続いており、民政への復帰が課題となってきました。しかし、タイ社会における「安定のかなめ」ともいえるプミポン国王薨去したことで、民政復帰が遅れる可能性が指摘されているのです。

 

プミポン国王薨去は、日本にとっても他人事ではありません。タイ王室と日本の皇室は、昔から深い絆で結ばれているからです。

1960年代には、当時皇太子だった天皇陛下が、淡水魚ティラピアを食用としてタイに寄贈されました。

プミポン国王の訃報を受け、天皇皇后両陛下は東京のタイ大使館に侍従長を派遣、国王が亡くなったことへの弔意を伝えられました。両陛下が、このような形で弔意を表されるのは異例のことだといいます。

 

最後に私からも、同じアジアの立憲君主国に住まう国民のひとりとして、哀悼の意を表させていただきます。