Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

女装者=ゲイ?

女装者に関する誤解でよくあるものに、「女装者=ゲイ」というのがある。

女になりたいと望むからには、当然男が好きなのだろうというわけだ。

 

…これは、誤解である。女装者は必ずしもゲイだとは限らない。

女装者の映画監督の生涯を描いた『エド・ウッド』という伝記映画がある。ある日、主人公エド・ウッドが女装しているのを、彼のガールフレンドが見つける。彼女が「あなた、ゲイなの!?」と問い詰めると、彼は違うと言う。

「違う。僕はゲイじゃない。女が好きだ。だから自分も女になりたいんだ」

 

実際に女装者と接してみると、エド・ウッドのような考えの人が(意外と)多いのに気がつく。

ゲイではなく、普通に女性が好きなのだ。

そして女性が好きだからこそ、自分もまた女性になりたいと願うのである。

 

誤解のないように付け加えておくと、女装者のなかにもゲイは当然いる。そういう人は、男に愛されたいから女装するのである。

つまり、女装者が“すべて”ゲイだとは限らない、ということ。そうである人もいるし、そうでない人もいる、ということなのだ。

 

最近では女装が社会的に認知されてきたことから、女装者と女性のカップルも見られるようになった。

現代日本における性は、一般の人が思っている以上に、多様なのだ。

 

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・追記(2016.11.5)

女装者から話を聞いたり、ネット上を巡回したりしていると、(ゲイではない)女性好きの女装者たちは、究極的には「自分萌え」という境地に到達するものらしい。

要するに「女装時の自分こそが理想の女性であり、恋愛対象」というものである。

…ここまでくると、もはや哲学的ですらある。

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