Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

三浦九段はシロ!

アニメ『3月のライオン』、映画『聖の青春』、そして史上5人目の中学生プロ棋士藤井聡太四段の活躍など、明るいニュースに事欠かない将棋界。

その一方、今年の将棋界では非常に残念なニュースも起こりました。

三浦弘行九段に、ソフト不正使用の疑惑がもたれたのです。

三浦九段は将棋界最高峰のタイトル戦「竜王戦」の挑戦者に決定していましたが、この不正疑惑に関連して、竜王戦をはじめとする公式戦の出場停止処分を受けてしまいました。

この問題については、本ブログでも以前取り上げたことがあります

 

その後、三浦九段の不正行為の有無に関しては、第三者調査委員会の手にゆだねられることになりました。

その最終報告書が、今日(12月26日)発表されたのです。

 

三浦九段は、シロでした。

第三者調査委は、三浦九段の不正行為疑惑について「実質的な証拠に乏しい」とし、「不正の証拠はない」と結論づけたのです。

 

www3.nhk.or.jp

 

不正の証拠のひとつとされていた、三浦九段の指し手と特定の将棋ソフトの推奨手との一致率についても、このソフトが出る以前の三浦九段の指し手とも高い一致率が見られること、他の棋士の指し手とも同様に高い一致率が見られることから、「一致率は証拠にならない」としてこれを退けました。

このほかに、三浦九段の電子機器を解析した結果、不正の根拠は確認できなかった、ということです。

 

第三者調査委は一方で、三浦九段に竜王戦はじめ公式戦への出場停止処分を下した日本将棋連盟の処置については、「竜王戦の開催が迫っており、当時の判断としてはやむを得ない。竜王戦を含む全ての出場停止処分は、不正疑惑があるまま三浦九段が対局した場合、連盟の信頼や権威が傷つき、自浄作用が疑われ妥当」としました。

そのうえで、調査委の但木委員長は「全体の利益のために、三浦さんが被った色んな不利益がある訳です。それについては、公平な状態に戻す、というのが考えられるだろうと思います。それがどういう内容になっていくのかは連盟と三浦さんで早急に考えて、一刻も早く正常化してもらいたい、という風に思います」と述べ、今後の三浦九段への補償について言及しました。

 

…なにはともあれ、これで三浦九段は、晴れて将棋界へ復帰できるはこびとなりました。

三浦九段は、名人に次ぐ実力者たちが集う順位戦A級クラスに在籍する、れっきとしたトッププロであり、一日何時間もかけて将棋の研究に打ち込むストイックな姿勢が多くのファンから支持されてきました。彼が将棋界へと復帰することを、私も一将棋ファンとして心から歓迎します。

三浦九段、おかえりなさい!

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