読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第131回)

・『死霊伝説』

東海岸の幽霊屋敷を舞台に、吸血鬼と作家の主人公が死闘を繰り広げる、というホラー映画。

…まぁ、ぶっちゃけ、わりとありきたりの話だし、吸血鬼の姿もどこかで見たような感じのする凡庸なものだし、ホラー映画としての出来は正直イマイチかな~、と思う。

それでも怖いシーンは、やっぱり怖い。

外に霧が立ち込めるなか、窓ガラスに向かって吸血鬼の少年がふら~と宙を彷徨いながら登場するシーンは、見ていて思わずゾッとなった。

 

死霊伝説 完全版 [DVD]

死霊伝説 完全版 [DVD]

 

 

・『シンシナティ・キッド』

先日の記事で、米国における「勝負師」とは、ポーカーのプレイヤーのことだ、と書いた。

この『シンシナティ・キッド』もまた、ポーカーのプレイヤーを主人公とする映画である。本作を見て、昨日書いたことは正しかった、と確信した。

米国・ニューオーリンズスティーブ・マックイーン演じる若いポーカー・プレイヤーが、ポーカー界の名人とタイトルをかけての大勝負に臨む。

「え!? ポーカーの世界にも名人のタイトルなんてあんの?wwwwwww」

というわけで、ますます「米国におけるポーカー・プレイヤー=日本における将棋の真剣師」説を確信した次第(;^ω^)

主人公の前に立ちはだかる、見るからにラスボス然とした名人は貫録満点だ。

彼に立ち向かうマックイーンの、透き通ったブルーの瞳がなんとも印象に残る。

 

シンシナティ・キッド [DVD]

シンシナティ・キッド [DVD]

 

 

・『白いドレスの女

主人公の弁護士の男、ある晩たまたま知り合った白いドレスの女とやがて懇ろな間柄になる。

まもなく、彼女が夫との結婚生活に悩んでいることを知った主人公は、夫の殺害を計画するに至る。

…というわけで、白いドレスの魔性の女に惚れてしまったばっかりに、彼女に尽くして尽くして尽くしまくって、挙句には“使い捨て”にされてしまうという、哀れな男の物語。

一方女のほうは…ネタバレになってしまうので詳細は控えるが、最後まで得をして終わりだ。

つくづく、男ってバカよね(←なぜかオネエ言葉)

 

 

・『間諜X27』

名女優マレーネ・ディートリッヒが女スパイを演じた、1931年公開のアメリカ映画。

第一次大戦期のオーストリア帝国を舞台に、その洞察力を認められて女スパイへと抜擢された元売春婦の主人公が活躍する。

一見奇妙な題名は、彼女のコードネームに由来。

売春婦が愛国心に駆られて本国のために諜報活動を展開するということで、僕は日露戦争期に東南アジアなどで活躍した「からゆきさん」を思い出しながら本作を見ていた。

 

間諜X27 [DVD]

間諜X27 [DVD]

 

 

・『パリは燃えているか

NHKスペシャル『映像の世紀』のテーマ曲ではありません。1966年公開の米仏合作映画のほうです。上演時間はなんと2時間53分!

第二次大戦末期のパリ。連合国は今まさにパリを奪還しようとしていた。それに呼応してパリ市内でもレジスタンスたちの活動が激化する。迎え撃つドイツ軍は、いざという時にはパリの街を爆破して焦土作戦を取れ、とヒトラーより命令を受けていた。芸術の都の運命や如何に…!

レジスタンスたちのなかにも、ドイツ軍との決戦を望む者がいる一方、ドイツ軍のなかにも、パリ破壊を回避したいと望む者がいる。「レジスタンス=平和主義者=正義vsドイツ軍=軍国主義者=悪」という単純な二元論をとっていないところが良い。

戦争末期を舞台に様々な人間たちの群像劇を描いた長尺のサスペンス映画ということで、僕は日本映画『日本のいちばん長い日』を思い出しながら本作を見ていた。

 

パリは燃えているか [DVD]

パリは燃えているか [DVD]