Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

2017年1月のまとめ

月日が経つのはまことに早いもの。

ついこの間お正月を迎えたばかりのような気がしますが、もう1月もそろそろ終わりです。

…って、イカンイカン、昨日も同じ書き出しだったかw

というわけで、今日は今月のまとめです。

 

「1ヶ月に30本映画を見る」ルールは、2017年でも健在です。

今月見た映画のなかからベスト作品を選ぶとするなら…

うーん、今月はわりとイイ映画が多かったので、どれをベストに選べばいいのか、かな~り迷うところなのですが…。

…やっぱり、『ラムの大通り』、でしょうかね。

1920年代のカリブ海を舞台に、男女のロマンス、男のダンディズムを描いたこの作品、かの宮崎駿監督の名画『紅の豚』ともなんとな~く雰囲気が似ているなぁ、あぁいい映画だなァ、と思いながら見ていました。

他に面白かったのは、『死霊のはらわた2』。

「古澤さんはヨーロッパのアート映画がお好きで、アメリカのB級ホラー映画なんて興味ないんでしょう?」とよく言われます。

たしかにヨーロッパのアート映画が一番好きなのは間違いありません。が、アメリカのB級ホラー映画とて嫌いというわけでは決してない。むしろ好きでよく見ていますよ。

死霊のはらわた2』は鬼才サム・ライミ監督が、まだCGが一般的でなかった時代に特殊メイク・アップ技術を駆使して撮った(いい意味での)B級映画です。ゾンビが首を切られてもなお踊り続けたり、勝手に動く手のせいで主人公が皿を頭で叩き割る羽目になったり…と90分弱の短い作品ながら、中身がギューギューに詰まっていて、面白かったw

そうそう、B級映画と言えば、これまた面白かったのが『大アマゾンの半魚人』。とにかく半魚人が出てくるだけでもうおかしくておかしくて(w)、終始ケタケタ笑いながら見ていました。

真面目な映画も挙げましょう。イタリア映画『鉄道員』。労働者の日常を温かいタッチで描いた、いかにもイタリア映画らしい良作でした。

飢ゆるアメリカ』も良かったなァ。労働者が技術革新によって失業してしまうというストーリーは、AIによる人間の雇用の喪失が叫ばれる今日においてもまったく色あせていないばかりか、むしろますますアクチュアルになりつつある。真に名作と称される作品に賞味期限などないことを再確認。

このほか、『電撃フリントGO!GO作戦』もクダラナイけど笑える、いい映画でした。

 

本もたくさん読みました。

僕は今月を小室直樹月間」と位置づけ、社会学者・小室直樹先生(1932-2010)の著書を集中的に読みました。

一番面白かったのは『信長ー近代日本の曙と資本主義の精神ー』。信長が自らのカリスマをもって、当時の日本人のエートス(行動のパターン)を変革したというお話です。

なかでも一番面白かったのが、信長が当時の「半農半兵」という新しいシステムを打倒して更なる新しいシステム(常備軍を据えたというお話。

「古いシステムに代わって新しいシステム」とか「新しいシステムから古いシステムを守る」とかいうありきたりな話じゃないのですね。新しいシステムが現にあるのに、それを否定して更なる新しいシステムを樹立して、古いシステムも新しいシステムもどちらも葬り去ってしまった。それがとても面白い話だと思った。

この本に限らず、小室先生の本はとても刺激的でかつ分かりやすく、大変勉強になりました。

 

来月もたくさん映画を見、本も読みます。

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