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Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

プラネット・ナインを見つけよう!

当ブログでもたびたび取り上げている、仮説上の太陽系第9惑星プラネット・ナイン」(P9)。

とてもロマンのある話ですが、正直、自分とは関係のない、遠い遠~い世界の話だと思ってはいませんか?

今回は、そんなあなたでもP9の発見者になれるかもしれないよ、というお話です。

 

このたび、NASAをはじめとする米国の複数の研究機関が、“Backyard Worlds”なる新しいプロジェクトを開始しました。

 

www.zooniverse.org

これは、大まかに説明すると、WISE(広域赤外線探査衛星)という名の人工衛星が過去に赤外線で撮影した全天の画像を、全世界のアマチュア天文ファンにチェックしてもらおう、というものです。

P9は、シミュレーションによってその存在が強く示唆されているものの、現時点ではまだ、どこにあるのか分かってはいません。

しかしWISEは「全天」を撮影しているので、もしP9が実在するのであれば、その中に映っている可能性があるのです。

 

夜空において、恒星は不動の光る点ですが、P9をはじめとする惑星は、徐々に移動します。

したがって、ある程度間隔をおいて撮影された複数の画像を見比べてみて、動いている天体があれば、それが未知の惑星である可能性が高いのです。

これは、冥王星の発見者であるクライド・トンボ―氏が冥王星を発見した手法と、基本的には同じものです。

あなたも“Backyard Worlds”プロジェクトに参加し、WISEの撮影画像を見比べることによって、自宅にいながらにしてP9の発見者という栄誉に授かることができるかもしれないのです!

 

 

P9の存在は、強く示唆されているとはいえ、現時点では必ずしも100%断定されているわけではありません。

実はそんな星なかったのさ、という結論だって十分考えられるのです。

その場合、"Backyard Worlds"プロジェクトに参加した全世界の天文ファンたちの努力は、全くの無駄骨に終わってしまうのでしょうか。

 

そうではありません。このプロジェクトではP9のほかに、太陽の近傍にある未知の褐色矮星の発見も期待されているからです。

褐色矮星というのは、太陽よりも小さいがゆえに核融合が起こらない、暗い天体のことを指します。その名の通り、褐色に見えるのが特徴です。

この褐色矮星も、太陽の近くにある場合、夜空をごくゆったりとしたペースで動いているため、他の不動の恒星と区別することができるのです。

P9は天王星海王星と同じ青色の天体と想定されていますが、褐色矮星は上述のとおり褐色なので、P9と褐色矮星を区別することもまた容易です。

かりにP9が存在しなかったとしても、新たに褐色矮星を発見することができれば、十分に天文学の進歩に貢献したといえるのです。

 

 

さぁ、あなたもP9探しに参加しましょう!