Furusawa Keisuke's blog

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【将棋】連盟、理事3人を解任

将棋棋士三浦弘行九段が、ソフト不正使用疑惑をもたれ、出場停止処分を受けたものの、後に冤罪と判明した、いわゆる「三浦九段冤罪事件」。

この事件をめぐって、ついに将棋連盟の理事が解任される事態にまで発展しました。

 

www.huffingtonpost.jp

日本将棋連盟は本日(27日)、東京・千駄ヶ谷将棋会館にて、特別総会を開催しました。三浦九段冤罪事件をめぐって将棋界に混乱を招いたとして、5人の理事を解任すべきか否か投票によって決めるためです。

投票の結果、青野照市専務理事(九段)中川大輔常務理事(八段)、そして片上大輔常務理事(六段)の3人の解任が、賛成多数で可決されました。残る2人の理事については解任が否決され、今後も続投することが決まりました。

連盟理事が総会で解任されるというのは、極めて異例のことです。

本ブログでも以前お伝えしたように、1月18日には、当時の谷川浩司会長(九段)島朗常務理事(九段)が辞任しました。しかし他の5人の理事はそのまま職にとどまったため、棋士の間では彼らへの批判の声が高まっていたのです。

今回の解任劇により、将棋連盟の執行部の顔ぶれは、大幅に刷新されることになりました。

 

特別総会の結果を受け、佐藤康光会長(九段)は記者会見にて「理事への不満がかなり大きくこういう結果になったのだと思う。3人の解任は会員である棋士の総意なので、これを受け止めて前に向かって進みたいと考えている」とコメントしました。

今回解任された3人は本日付けでの解任となったため、これから後任が決まるまでの間、理事のポストは空席となります。

佐藤会長には、理事が少ないなかで未曾有の混乱を乗り越えるための、強い政治手腕が求められています。

 

解任された理事のひとり、片上六段はなんと東大法学部(!)の卒業生であり、棋士としてはもちろんのこと、運営面での活躍も大いに期待されていました。それだけに、このような残念な結果になってしまったことが悔やまれます。

…しかし、残念がってばかりもいられませんね。今回の解任劇によってむしろ連盟が組織として生まれ変わること、そしてそれによって三浦九段の完全な名誉回復がなされることを、一将棋ファンとして強く望んでいます。