Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第154回)

・『幽霊と未亡人』

20世紀初頭の英国。未亡人が新生活を求め、地方のとある屋敷に移り住む。だがその屋敷は、いわくつきの物件であった。

夜になると、屋敷のかつての主であった、とある船長の亡霊が出るという、幽霊屋敷だったのだ。

やがて未亡人の前に、その船長の亡霊が姿を現す…

…とまぁ、こういう内容の映画なのだが、怖い話がニガテという方、ご安心を(w)

本作に登場する幽霊の船長さん、全然おどろおどろしくないのだ。むしろダンディでカッコイイくらいである。

それもそのはず。本作はホラー映画ではなく恋愛映画。主人公の未亡人と幽霊の船長とのロマンスがメインに描かれるのだ。

陽気な幽霊モノの映画としては、『幽霊西へ行く』や、その名もズバリ『陽気な幽霊』などが挙げられる。本作もその系譜に位置づけてよいだろう。

 

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・『ラヴ・レター』

第二次大戦、イタリア戦線。主人公の英軍兵士は、戦友に頼まれてラブレターの代筆をする。

まもなく戦争は終わり、主人公は英国へと戻るが、先に帰国していた戦友はなんと殺害されていた。

やがて主人公は記憶喪失の女性と知り合い、彼女が戦友のラブレターの相手であったことを知る。同時に、彼女に戦友殺害の容疑がかけられていることも…

主人公の、ヒロインへの同情が、やがて愛情へと変わっていく過程が、本作の見どころだ。

ヒロイン役、ジェニファー・ジョーンズの凛とした表情が、なんとも印象に残る。

 

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・『ランブルフィッシュ

ゴッドファーザー』『地獄の黙示録』でおなじみ、フランシス・コッポラ監督の作品。

アメリカのとある地方都市。不良の弟の前に、かつて不良グループのリーダーとして鳴らしていた兄が帰ってきた。

その経歴から、皆から怖(畏)れられる兄。だが兄はすっかり性格が変わってしまっており、物静かで、どこか浮世離れした佇まいを見せる。

そんな兄のお気に入りが、水槽のなかでひたすら殺し合う魚・ランブルフィッシュであった。無口な兄は、じっと水槽のなかのランブルフィッシュを見つめ続ける…

色盲の兄を意識してか、80年代の作品としては珍しく、モノクロフィルムで撮られている。そのなかで唯一、ランブルフィッシュのみが色つきで描かれる。

ラスト、銃撃戦の末、弟は街を出て、ひとりで海を眺める。

「自由とは何か」について、考えさせられる作品だ。

 

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・『ラブ・バッグ』

落ち目のレーサーの主人公。

ある日、主人公が自動車販売店にて、店主にイジメられているかわいそうなフォルクスワーゲンを助けてあげる。するとどうだろう、恩を感じたフォルクスワーゲンは勝手に動きだし、なんと主人公の家へとやってきたではないか!

…という、なんだか浦島太郎みたいな内容のお話。いや、冗談じゃなくって、本当にそういう映画なんだから!(w

カーレースを題材にした映画は多々あるけれど、本作は車に意思があるというのがポイント。

なにせこのフォルクスワーゲン、主人公が新車を買うと拗ねて家出(!)までしてしまうのだ。か、かわいいっ!!(ww

最後までコミカルな展開で家族みんなで楽しめる、実に陽気な一作なのでした。

 

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・『ワーキング・ガール

NY・ウォール街を舞台に、恋に仕事に精を出すアラサー女子を描いた、都会派のロマンティック・コメディ映画。

主人公・テスは、女性上司の秘書として投資銀行で働いているが、その上司はスキー休暇の際に骨折して入院してしまう。彼女不在の間、テスはハリソン・フォード演じる証券マンと知り合い、企業の合併工作を進める。ふたりはプライベートでも親密な仲になるが、なんとこの証券マン、入院中の女性上司の恋人でもあった…

映画全体に、いかにも「80年代のNY」といった感じの雰囲気が溢れていて、80年代生まれの僕としては、なんだか妙に懐かしい。当時バブル景気で絶好調にあった日本企業も、主人公たちの会話に頻繁に登場する。こういう時代もあったんですね~

「姉さん、事件です」でおなじみ、高嶋政伸主演の日本のドラマ『ホテル』のテーマソングは、本作から拝借したもの。