Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第169回)

・『キャメロット

有名なアーサー王とその妃グィネヴィアの逸話を映画化した作品。

アーサー王の居城キャメロットを舞台に、グィネヴィアと円卓の騎士長ランスロットの不倫、それにアーサー王も加えた三角関係を描く。

そうした物語の性質上いたしかたないこととはいえ、序盤はコミカルなのにだんだんと重い雰囲気になってしまうのが、やや残念だった。

あと、上映時間がちょっとばかり長かったですかねw(まるまる3時間!)

 

 

・『巨星ジーグフェルド』

ブロードウェイの興行王フローレンツ・ジーグフェルド(1867‐1932)の生涯を描いた作品。伝記映画ではあるが、ブロードウェイの主の生涯を描くにふさわしく、ミュージカル作品に仕上がっている。

圧巻なのは、中盤に登場するらせん型の巨大セット。らせん階段を上るようにカメラがどんどん上っていく。もちろんセットの上ではつねに、艶やかな衣装で着飾った女性たちが歌って踊っているのである。

我々現代の観客が見ても、実に驚くべき、豪華なシークエンスだ。本作の魅力はここに尽きる、とすらいっても過言ではなかろう。

それだけに、(1930年代の作品なので致し方ないとはいえ)モノクロ映像なのが悔やまれるところだ。カラー作品であればなおいっそう、衣装の艶やかさが映えたことだろう。

こちらも上映時間がいささか長いので注意されたし(延々3時間強!)。僕は上述の『キャメロット』と本作を両方いっぺんに見てしまったので、鑑賞後、相当消耗した(w

 

 

・『銀嶺セレナーデ』

第二次大戦中のアメリカ・NY。

音楽家の主人公が、欧州の戦火から逃れてきた気の毒な難民の赤ん坊を預かることとなる。ところが当初の話とは異なり、その難民は赤ん坊ではなく、成人したノルウェー人の美女であった……。

このノルウェーの美女、スキーをやらせてもうまいが、本当の十八番はスケート。とにかくクルクル回り続けるので、これでどうして目が回らないのかと不思議に思ってしまうほどだ。

ラストのスケートシーンは、とっても幻想的。

本作はラブコメなので、最後まで実にテンポよく、安心して見ることができる。

それにしても20世紀前半のアメリカの、このなんとも言えない独特の“リア充感”は、一体、なんなのでしょうね。

 

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・『空中レヴュー時代』

後にミュージカル映画の名コンビと謳われることとなる、フレッド・アステアジンジャー・ロジャース。ふたりは、本作で初めてコンビを組んだのである。

これが好評を博したため、『コンチネンタル』からふたりは主役の座に躍り出る。が、本作ではまだ、ふたりは脇役に過ぎなかった。

本作は、ブラジルの首都リオデジャネイロ(※)を舞台に繰り広げられるラブコメ映画である。

※本作公開当時、ブラジリアはまだ建設されておらず、ブラジルの首都はリオデジャネイロであった。

邦題に「空中レビュー」とある通り、本作最大の見せ場は、ラスト。複数の飛行機の翼の上で、女性のダンサーたちがダンスを披露するのである。「…ああっ、危ない!」と、見ているこっちのほうが冷や冷やしてくる(w

ブラジルが舞台だけれど、本作はアメリカ映画。上でも書いたけど、20世紀前半のアメリカ映画ににじみ出ている、この“リア充感”って、なんなのでしょうね。

 

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・『グレート・ワルツ』

19世紀オーストリアが生んだ音楽の天才ヨハン・シュトラウスの生涯を描いた、伝記映画にして音楽映画。

本作では、主人公シュトラウスが音楽家として華々しい成功を収め、また結婚して家庭を持つところが描かれている。

ところがこの結婚生活は順風満帆とはいかなかった。シュトラウスは帝室オペラ劇場の歌姫・カーラと不倫してしまうのだ。そしてこのカーラ、まぁいろいろとメンドクサイ女で(w)、シュトラウスも奥さんもーというか主に奥さんがーこの女に振り回されてしまうのである。はたして夫妻の運命や如何に。

『美しき青きドナウ』など、誰もが知る有名なアノ曲も劇中にて流れる。「あぁ! この曲、知ってる!」と、大いに楽しめることだろう。

 

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