Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

2017年夏アニメ―7月までの感想

今日は例によって、この7月から始まった夏クール深夜アニメの感想を、ごくごく簡単に書いていくことにします。

 

・『Fate/Apocrypha

もはや国民的(?)深夜アニメシリーズへと成長した観のある、『Fate』。そのシリーズ最新作アニメが、この『Fate/Apocrypha』だ。

今回は従来の聖杯戦争とは異なり、計14体のサーヴァントが7対7の団体戦形式で戦うという新趣向。これまでの『Fate/stay night』および『Fate/zero』とはそもそもの世界線からして異なるようで、それゆえApocrypha外典と名付けられたのだろう。

Fate/zero』『Fate/stay night』はともにufotableが手掛けてきたけど、本作を担当するのは、A-1 Picturesufotableのほうは今、劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』で手一杯だからだろうね。

 

・『NEW GAME!!

女の子たちの何気ないキャッキャウフフ的コミュニケーションを描いた作品を専門的に載せている、雑誌「まんがタイムきらら」。今期の「まんがタイムきらら」枠アニメは、昨夏好評を博した『NEW GAME!』の2期である。

ゲーム制作会社を舞台に、女の子たちが働くことを通じて社会的自己実現を目指すという、本作。いうまでもなく、P.A.WORKSの十八番「お仕事シリーズ」の影響を受けていることは間違いないだろう。

奇しくも今期は、そのP.A.WORKSが「お仕事シリーズ」最新作たる『サクラクエスト』を制作している最中である。軍配が上がるのは、さてどちらかな?

(個人的には『NEW GAME!!』のほうが好きです)

 

・『魔法陣グルグル

まさか、2017年の今、このアニメと再会できるとは、思ってもみなかった。

かつて1994年にアニメ化されたことのあるギャグファンタジー『魔法陣グルグル』が、今回、デジタルアニメとしてリメイクされたのだ。

主人公・ニケを演じるのは、石上静香。僕が彼女の名前を知ったのは『四月は君の嘘』だったが、その存在を強く意識するようになったのは、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』から。

30秒に1回くらいの頻度でハードな下ネタが投下されるこのアニメにおいて、石上は、聞いているこっちが恥ずかしくなりそうなHなセリフを平然としゃべっており、感心したのをよく覚えている。

ヒロイン・ククリが可愛い!

 

・『異世界食堂

……正直に白状すると、僕はドラゴンだのエルフだのが出てくる異世界ファンタジーが、どうにも性に合わない。だが、それにも例外がある。

ただのファンタジーではなく、“ひとひねり”くわえられたファンタジーの場合だ。

それは例えば、ファンタジー世界に突如として自衛隊が闖入してくるとか(『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』)、魔王が現代日本でふつうに労働者として働くとか(『はたらく魔王さま!』)いった作品群である。

本作もそのひとつ。異世界ファンタジーに、なんと“グルメ漫画”の要素が加えられた作品だ。

ファンタジー世界と不思議な扉でつながっている現代日本のレストランに、かの世界の住民たちが料理を食べにやってくる。彼らはオムライスなど、我々にとってはごく馴染みの料理に舌鼓を打つのだ。

主演は、諏訪部順一。だからか余計、“グルメ版『GATE』”という感じがしてしまう(w

 

・『サクラクエスト

P.A.WORKSお得意の「お仕事シリーズ」最新作。

過疎に悩む田舎の村を舞台に、5人のヒロインたちが町おこしに励む。

有頂天家族』が終わったので、今期のP.A.WORKS作品は本作のみとなった。春クールはどうしても『有頂天家族』のほうが“一軍”という印象があったので、夏クールは本作に全力投球してもらいたいな、と思う。

P.A.WORKSの2クール作品は、2クール目に入ると面白くなることが多いので、期待。

 

・『ボールルームへようこそ

ついに社交ダンスをテーマにした深夜アニメが登場した。

社交ダンスというとどうしても、周防正行監督『Shall we ダンス?』のイメージが強いせいか、「オジさん、オバさんがやるもの」という印象が強かった。が、本作では高校生が社交ダンスに青春の情熱を燃やすのだ。

手掛けるのは『ハイキュー‼』と同じく、Production I.G。今後の展開が、今から楽しみだ。

 

・『バチカン奇跡調査官

カトリック教会は、奇跡を非常に重んじる。それだけに、本当に奇跡なのか、本当に科学的な説明はできないのか、についてとても細かいところまで調査する。安直に「奇跡」を売りにする日本の新興宗教とは、その点が異なる。

本作はタイトルの通り、怪奇現象が奇跡か否かを調査するバチカンの調査官たちを主人公とする、ミステリーアニメである。

本作を見ていると、彼らが宗教者であるにもかかわらずー否、だからこそ、というべきかー非常に合理的、科学的な思考をする人たちだということがよく分かり、とても興味深い。

 

・『プリンセス・プリンシパル

19世紀の架空の国家・アルビオンを舞台に、美少女スパイたちの暗躍を描く。

見るからに深夜アニメ的な美少女キャラクターたちが多数登場するので、もうちょっと萌え萌えした感じの作品なのかな~と思っていたら、意外にも本格的にインテリジェンス(諜報活動)をやっていて、いささか驚いた次第(;^ω^)

個人的にはドロシーちゃんを推しています♪(おっぱいデカイし)

 

・『メイドインアビス

謎の巨大穴「アビス」を舞台に繰り広げられる冒険ファンタジー。

本作で最も特徴的なのは、『苺ましまろ』的な可愛らしいキャラクターデザイン。一見、冒険ファンタジーとしては不似合いにも思えるこの可愛いキャラクターたちが旅をするというのだから、気にならないはずがない。

まるでジブリ作品のような、美しく描きこまれた背景も、また印象的。なんだか『ラピュタ』を見ているかのようだ。バルス

 

・『終物語

本日最後にご紹介するのは、こちら。新房×シャフトの代表作たる『<物語>シリーズ』最新作だ。

…といっても、こちらは毎週放送ではなく、お盆の時期である8月12日、13日に連続放送されることが決まっている。

この放送スタイルのほうが『<物語>シリーズ』には向いているだろう。『<物語>シリーズ』の序盤は毎回、フランス映画的なまどろっこしい対話が延々と続けられるので、毎週1話の放送形式では序盤がぶっちゃけキツイからだ。