Furusawa Keisuke's blog

政治から映画、アニメ、将棋まで幅広く語ります。

最近見た映画の感想(第187回)

・『ヤング・ヤング・パレード』

1962年は、シアトル万博が開催された年であった。

今やシアトルの街のランドマークとなっている「スペースニードル」は、何を隠そう、このシアトル万博の際に建設されたものなのだ。

そんなシアトル万博と、我らがエルヴィスを組み合わせてみたら面白いんじゃないか――そういう、なにやらわけの分からない発想でつくられたと思しき映画が、本作である。

エルヴィス演じる主人公は、職探しのためシアトルへと赴く。そこでアジア系の少女と仲良くなり、一緒に万博を見てまわる、という他愛のない内容のお話である(まぁ、エルヴィスの映画はたいてい他愛のない話ですが)

そんな映画なので、基本的には「シアトル万博の記録映画」という感じ。率直に言って、さほど面白い作品ではなかった(;^_^A

ただ、実を言うと僕は10年ほど前、シアトルへと旅行した経験があるので、レーニア山をはじめとするワシントン州の風景が、懐かしく感じられた。

 

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・『陽気な街』

まさにタイトルのとおり、陽気な内容のコメディ作品であった。

ブロードウェイのスター、大金持ちの娘さん、そして歌手からなる3人の恋愛模様を描いた、ミュージカル映画である。1937年公開。

本作の音楽を手掛けているのは、『アニーよ銃をとれ』などで知られる、アメリカを代表する作曲家、アーヴィング・バーリンだ。

お話といい音楽といい、まさしく「古き良きアメリカ~」といった感じ。たっぷり堪能させていただきました。

 

 

・『夜の豹』

我らがフランク・シナトラ主演のミュージカル映画である。こちらは1957年の公開。

1950年代のサンフランシスコの街を舞台に、シナトラがふたりの美女とロマンスを経験する、というお話だ。

どちらの美女とも、必ずしも若いわけではなく、適度に年齢を重ねた熟女である。そういう意味で、いわゆる「熟女萌え」の男性諸氏にはたまらない映画かもしれませんねw(^▽^;)

それにしてもタイトルに「夜の~」がつくと途端にエロっぽく感じられるのは、どうしてでしょうね。

 

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・『ラストコンサート』

1976年公開のイタリア映画。ただし舞台はフランスでセリフは英語。しかも資本的には日伊合作という、なにやらよく分からない映画である(;^ω^)

人生に挫折したオッサン作曲家が、フランスはモン・サン=ミシェルにて、ひょんなことからひとりの少女と知り合う。が、少女の体は人知れず病魔に毒されており、余命いくばくもなかった……。

どうしてこんな冴えないオッサンが、よりにもよってこんな美少女と……と男性観客は思わず首をかしげたくなってしまう作品であるが(w)モン・サン=ミシェルから始まりパリへと至る本作は、観光映画としてもすぐれており、一見の価値がある。

それにしても、余命いくばくもない美少女と音楽家の男、というのは古今東西ウケるテーマなのでしょうかね。僕は、以前本ブログで取り上げた香港映画『つきせぬ想い』を思い出します。

 

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・『夜も昼も』

20世紀アメリカで活躍した実在の作曲家コール・ポーター(1891‐1964)の半生を描いた伝記映画。

1946年に公開された映画だが、当時としては珍しく、カラー映画である。タイトルの『夜も昼も』(Night and Day)は、彼の代表曲の題名にちなむ。

主人公・コールは米東海岸の名門校・イェール大学を卒業したほどの秀才であったが、自分に一番向いているのは音楽だと悟り、一転、作曲家としての道を選ぶ。

やがて、ブロードウェイ・ミュージカルに楽曲を提供するようになった彼は、美しい恋人リンダと結婚する。が、コールが仕事一筋なのが災いし、ふたりの夫婦仲は危機を迎えてしまう……。

という内容のお話である。まぁ、このテの音楽家の伝記映画としては、ありがちな展開ですよねw

ストーリー自体よりもむしろ、劇中で流れる数々のコール作曲の音楽にこそ耳を傾けるべき作品だろう。

 

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